2017年12月31日日曜日

おすすめメタルアルバム 10選 【2017年11月編】

自分が良かったと思う今月発売されたアルバムを10枚に厳選して簡単に紹介。
無理くり10枚選出した感じ。今後が楽しみなバンドとたくさん出会えた月だったと思う。




1. AetherianThe Untamed Wilderness
ギリシャのMelodic Death Metalバンド、Aetherianの1stフルアルバム。Insomniumやwolfheartのような叙情系メロデス。それらと比べるとまだまだメロディも弱いしグロウルも汚いけど、今後が楽しみになるくらいには良い土台ができてる印象。




2. Almanac / Kingslayer
元RageのVictor Smolski率いるベラルーシ/ドイツ/イギリスのSymphonic Power Metalバンド、Almanacの2ndフルアルバム。個人的に前作『Tsar』が大当たりで、前作には及ばないけど今作もなかなか。どの曲もメロディはキャッチーで良いけど、ガツンとくるようなインパクトある曲がないのが残念。




3. Beast In Black / Berserker
フィンランドのHeavy/Power Metalバンド、Beast In Blackの1stフルアルバム。まんまBattle Beastって感じで、聴いていてハートが熱くなるようなかっこいい曲が揃ってると思う。ただヴォーカルのパワフルさではNoora嬢が圧倒的に上。現時点では劣化Battle Beastと言わざるをえない。Anton(Gt/Vo)はBattle Beastを脱退したのにBattle Beastと同じことがしたかったの?よく分からない。




4. Cannibal Corpse / Red Before Black
アメリカのDeath Metalバンド、Cannibal Corpseの14thフルアルバム。これぞ純粋なデスメタル。おどろどろしくドロドロしたサウンドとGeorge(Vo)の綺麗なグロウルとキレのあるギターソロ。ファスト・ミドル・スローテンポな曲が揃ったバランスのいいアルバムだと思う。




5. F.K.Ü. / 1981
スウェーデンのThrash Metalバンド、F.K.Ü.の5thフルアルバム。とにかく早くてスラッシーな曲が聴きたい!って人はとにかくこれを聴け。疾走感は前作以上でメロディ・リズム共にノリノリで最高。今月のおすすめ




6. Hulkoff / KVEN
スウェーデンのHeavy/Power Metalバンド、Hulkoffの1stフルアルバム。Sabatonとか渋カッコイイパワーメタル好きにはたまらないと思う。Hulkoffの低い声と曲調の相性が良い。SabatonのJoakim(Vo)がゲスト参加してる曲も良い感じ。




7. Moonspell / 1755
ポルトガルのGothic Metalバンド、Moonspellの12thフルアルバム。1755年のリスボン地震を題材にしたコンセプトアルバム。全編ポルトガル語の歌詞とダークな雰囲気とシンフォニック要素がマッチして壮大で一曲一曲聴き応えがある。今月のおすすめ




8. Morvigor / Tyrant
オランダのMelodic Death/Black Metalバンド、Morvigorの2ndフルアルバム。曲は哀愁漂ってていい感じなんだけど、1曲1曲が長いのが残念。




9. N█OAdrestia
ウクライナのAtmospheric Post-Black Metalバンド、N█Oの1stフルアルバム。このバンド名なんて読むんだ、ノー? ポストブラック好きにすごくおすすめ。悲哀に満ち溢れたようなメロディとシャウトがたまらない。暗い気分の時に聴くと泣けてくる。




10. VhäldemarAgainst All Kings
スペインのPower Metalバンド、Vhäldemarの5thフルアルバム。Primal Fearのような漢臭さMAXな曲だらけ。来年の来日も決まってるのでライブでも漢臭いパフォーマンスで頼む。


2017年12月4日月曜日

おすすめメタルアルバム 10選 【2017年10月編】

自分が良かったと思う今月発売されたアルバムを10枚に厳選して簡単に紹介。今月も遅くなったうえに、下に挙げたやつ以外あんま聴いてないっていう。11月こそ早くあげよう。




1. The Black Dahlia Murder / Nightbringers
アメリカのMelodic Death Metalバンド、The Black Dahlia Murderの8thフルアルバム。作風は前作と一緒だけど、前作より耳に残りやすいメロディックな仕上がりでかなり自分好み。Trevor(Vo)のグロウルはやっぱ最高。今月一のおすすめ!




2. Dr. Living Dead! / Cosmic Conqueror
スウェーデンのThrash Metal, Crossoverバンド、Dr. Living Dead!の4thフルアルバム。音は軽いかもしれないけど、これぞクロスオーバーに求めてた素晴らしい疾走感。




3. Enslaved / E
ノルウェーのProgressive Black/Viking Metalバンド、Enslavedの14thフルアルバム。アバンギャルドなリフが良い。Röyksoppのカバー曲『What Else Is There』は特に素晴らしい。




4. Exhumed / Death Revenge
アメリカのDeath Metal,Grindcoreバンド、Exhumedの7thフルアルバム。ただドコドコバコバコとデスメタルベースに猪突猛進!なところもあれば、メロいリフに流されて怠けるところが残念。




5. HaemorrhageWe Are The Gore
スペインのGoregrindバンド、Haemorrhageの7thフルアルバム。軽快なドラムとほどよい疾走感、そしてぐちゅぐちゅと汚らしいグロウル。The・Goregrindな仕上がり。




6. Ne Obliviscaris / Urn
オーストラリアのExtreme Progressive Metalバンド、Ne Obliviscarisの3rdフルアルバム。基本まったり、時に激しくテクニカルにグロウルやバイオリンを使った多彩な展開が良い。




7. Samael / Hegemony
スイスのBlack/Industrial Metalバンド、Samaelの11thフルアルバム。エレクトリックかつインダストリアルなサウンドがブラックの奥深い壮大さを引き立てており、独特な雰囲気がとても良い。今作でこのバンドを知ったので過去作を追っていこうと思う。




8. Trivium / The Sin And The Sentence
アメリカのMetalcore, Thrash/Heavy Metalバンド、Triviumの8thフルアルバム。荒々しい一面もあれば、落ち着いたバラードも聴ける今までで一番大人びたアルバムだと思う。前作ほどではないけどどこか物足りない。




9. Winds Of Plague / Blood Of My Enemy
アメリカのSymphonic Deathcoreバンド、Winds Of Plagueの5thフルアルバム。いままでに比べたらシンフォニック要素は薄いかもだけど、それ抜きでも音がブ厚くてイカつい、曲がオラついてるといった感じでカッコイイ。




10. XanthochroidOf Erthe And Axen: Act II
アメリカのEpic/Melodic Black Metalバンド、Xanthochroidの3rdフルアルバム。Act Iに続く、二部作アルバムのニ部作目。ブラックメタルとは思えないほど、のどかで不思議な感覚で癒される音楽。Xanthochroidの世界に引き込まれる。