2017年6月24日土曜日

ANAAL NATHRAKH Japan Tour @ 原宿アストロホール(6/18) 【感想】


初ANAAL NATHRAKH!!
Anaal Nathrakhを観るために神戸から東京まで行ってきた!
去年行きたかったんだけど、思いっきりSummerBreezeと被ってて行くのを断念しました。今年を逃すと暫く来なさそうだと思ったので思い切って行くことに。しかし夏の海外遠征も控えてるので節約のため交通手段は夜行バスに。22時発のバスに乗車。夜行バス初めて乗ったけど、かなりしんどかった。狭いし、パーキングエリア着くたびに目が覚めるし、隣のやつはもたれかかってくるしで全然寝れない・・・。たぶんもう2度と利用することはないだろう。

朝7時に東京駅に到着。開場は17時なのでそれまで持ってきたNintend Switchのゼルダの伝説で遊んで過ごすことに。めちゃくちゃ面白いしめちゃくちゃ広い。今年のベストゲーム候補だわ。

17時過ぎに会場到着。雨降ってたのがかなりウザかったな。原宿アストロホールはMokomaのライブ以来。立地以外は良い会場だと思います。原宿は人多くて嫌んなる。
本公演はソールドアウトとのこと。Anaal Nathrakhって日本でそんなに人気だったのか・・・全然知らんかった。
開演予定は18時だったけど15分ほどおしてライブスタート。

  1. Acheronta Movebimus
  2. Unleash
  3. Depravity Favours The Bold
  4. Monstrum In Animo
  5. Bellum Omnium Contra Omnes
  6. The Lucifer Effect
  7. Forging Towards The Sunset
  8. In The Constellation Of The Black Widow
  9. Hold Your Children Close And Pray For Oblivion
  10. We Will Fucking Kill You
  11. The Joystream
Encore
  12. Drug-Fucking Abomination
  13. More Of Fire Than Blood
  14. Idol
  15. Between Shit And Piss We Are Born

開幕からすごい歓声と熱気・圧・モッシュ!! 待ち時間大人しかった人達がライブが始まった途端こんなにも豹変するとはね。今回のライブのメンツは、Anaal NathrakhのIrrumatorとV.I.T.R.I.O.L.の二人に加え、ライブ用メンバーAnil(Dr),Drunk(Ba/Vo),James(Gt)の計5人編成。メンバーがステージ上をウロウロということはなく各々定位置でしっかり演奏するスタイル。ギターパートは厳しそうなとこもあったけどまあまあ再現されてたと思う。ドラムの音も鮮明かつ重厚なサウンドでとても良かった。でもやっぱり生で観て一番感動したのはV.I.T.R.I.O.L.のグロウル。派手なパフォーマンスはないけど安定した歌唱力とカリスマ性が素晴らしかった。曲と曲の合間でIrrumatorがギターを調整してるのを茶化すV.I.T.R.I.O.L.は面白かった。こんな感じ二人の仲の良さが垣間見えるシーンがちょくちょくあってとてもほっこりした・・・。Anaal Nathrakhの薄い本はよ!!
しかしオーディエンスの盛り上がりもすごかった。ほとんどの曲でモッシュが起こってたし歓声がすごい。自分は前方の中央左寄りにいたけど周囲からの圧でもみくちゃ。もう流れに身を任せるしかなかった。単独ライブでここまでの盛り上がりは久しぶりに感じました。あとセットリストが濃密すぎるwww なんだこの各アルバムのベスト曲チョイスしたようなセトリ。正直新譜の曲メインのセトリで来るんだとばかり思ってたけど全く違ったわ。今回がAnaalの初ライブの自分にはありがたいセトリだった。一つだけ不満があるとすれば新譜から「On Being A Slave」が観たかったな~。あれ新譜で一番好きな曲だったし・・・残念。イントロ含めて15曲の演奏だけど、ステージ上でちょくちょく相談してたから本当は15曲もやる予定じゃなかったのかな。+方向の予定外なことほど嬉しいことはない。
19時半に終演。18時開演、終演20時予定って告知されてたから「まさかAnaalのライブ2時間も観れんの?」なんて思ってたけどそんなわけなかったか・・・。でも大変満足なライブでした。また新譜出したら呼んでくださいお願いします。あ、できれば関西で。


終演後は神戸に帰るため新宿バスタへ。新宿バスタもなかなかの混み具合。帰りのバスではライブ疲れでぐっすり寝れた。

2017年6月7日水曜日

おすすめメタルアルバム 10選 【2017年5月編】

自分が良かったと思う今月発売されたアルバムを10枚に厳選して簡単に紹介。
5月はAlestormの新譜が特に楽しみだった。それ以外は特に楽しみってこともなかったけど、なかなか良いアルバムと何枚か出会えたので紹介。



1. Alestorm / No Grave But The Sea
Origin: UK
Genre: Power/Folk Metal

パーリー海賊メタルバンドAlestormの5thフルアルバム。今月一番楽しみだったアルバム。とても良いです。明るく楽しい楽曲盛りだくさん。Disc2では全曲犬の鳴き声Verになってて2度楽しめる仕様。もちろん今月一番のおすすめ。



2. Al-Namrood / Enkar
Origin: Saudi Arabia
Genre: Black/Folk Metal

Al-Namroodの6thフルアルバム。東洋風、アラビアンなブラックメタルでとても面白いサウンドとメロディ。言語は英語ではなくあっちのほうの言語で何言ってるかさっぱりだけど、それが良い。



3. DragonForce / Reaching Into Infinity
Origin: UK
Genre: Power Metal

DragonForceの7thフルアルバム。日本では大人気ドラフォの新譜!前作より疾走感があって素晴らしい。メロディも勿論ザ・日本人受けしそうなクサいものだらけ。またラウパで観たい。


4. Karkaos / Children Of The Void
Origin: Canada
Genre: Melodic Death Metal

Karkaosの2ndフルアルバム。ドラムとヴォーカルが女性の珍しいバンド。ヴォーカルはクリーンとグロウルを使い分けだけどクリーンパートのが多め。メロディもビジュアル面も美しいのでチェックしてみるといいかも?



5. Magnacult / Infinitum
Origin: Netherlands
Genre: Death/Groove Metal

Magnacultの3rdフルアルバム。デスメタル系ではこれが一番良かったかなと、Hateも良かったけど。地に足着いたようなどっしりしたヘヴィサウンドと、ほどよい疾走感が心地いい。Groove要素もあって1曲1曲が聴きやすいです。



6. Motionless In White / Graveyard Shift
Origin: USA
Genre: Metalcore

Motionless In Whiteの4thフルアルバム。ゴシック/インダストリアル色のあるメタルコアが特徴。ライブ映えしそうなノリノリの曲が結構あっていい感じ。KornのJonathan Davis(Vo)が1曲ゲスト参加してる。



7. Sorrow Plagues / Homecoming
Origin: UK
Genre: Atmospheric Black Metal

Sorrow Plaguesの2ndフルアルバム。ブラックメタルなのにサウンドやメロディはとても明るくなんだか癒される。ヴォーカルの声はグロウルなのに、音が小さく薄い感じでメロディや雰囲気ととてもマッチしている。今月の癒し音楽。



8. Ultra Vomit / Panzer Surprise!
Origin: France
Genre: Various

Ultra Vomitの3rdフルアルバム。RammsteinやGojira、Panteraなどいろんなバンドの特徴を捉えてフューチャーしたような曲がいくつも収録されてて面白い。日本からはマキシマムザホルモン+Babymetalを意識したであろう「Takoyaki」という曲が面白い。1曲が短いので22曲も収録されてる。



9. Unleash The Archers / Apex
Origin: Canada
Genre: Power/Melodic Death Metal

Unleash The Archersの4thフルアルバム。女性ヴォーカルがクリーン、男性ヴォーカルがグロルウ担当だけども、グロウルパートはごく一部だけでメロデス要素はほとんどないかな。メロディ・リフがパワフルでカッコいい曲盛りだくさん。メロデス好きよりもパワー/ヘヴィメタル好きにおすすめ。



10. White Ward / Futility Report
Origin: Ukraine
Genre: Post-Black Metal

White Wardの1stフルアルバム。サックスのようなサウンドがあり、ジャズ+ポストブラックみたいな感じでとても面白くも、哀愁のある曲を奏でられるのがすごい。これは新発見。