2016年11月15日火曜日

Norwegian Black Metal Fest @ 渋谷チェルシーホテル(11/13) 【感想】

Norwegian Black Metal Festに行ってきました。目当てはKeep Of Kalessin。大人の事情でVreidがトリということだけどどうなることやら。



当日自分のコンディションは最悪。喉からの風邪が治ったばかりで、まだ喉がイガイガイしてる状態。前のVaderのライブの時とほぼ一緒。ライブ前になると何故か喉を痛めるのほんとヤダ。

18時前に渋谷チェルシーホテル前に到着。リハがおしてるそうで開場時間が30分遅れて入場。
渋谷チェルシーホテルには初めて来ました。ホテルと書いてるので「ホテルの会場でライブやんのか?」って思ってたけど違った、なんてことない小汚いクラブハウスでした。中に入ると両脇の近い距離に物販とドリンク売り場が展開していてかなり狭く、中はかなりボロボロ、蝋燭がぶら下がってて洋風の内装かと思いきやミラーボールもあって、もうよくわからない。ステージも低めであまり好きじゃないタイプのライブハウスです。あとど真ん中に梁が通ってて目障り。
開演時間は遅れることなく暗転してスタート。O.A.はEthereal Sin。





18:00~18:30
Ethereal Sin
お馴染みのEthereal Sin。ブラックメタル来日公演第三弾が発表されるとのことでMCを楽しみにしていました。発表されたのはノルウェーのArcturus。.....全く聴いたことない!
正直Borknagarを期待していたのですが...。しかしArcturusを調べてみるとBorknagarのVo/BaのICS Vortexが在籍してるバンドとのことで少し興味が湧いた。でもジャンルはSymphonic Blackかぁ~あんま好きじゃないなーって感じです今のとこは。Arcturusの売れ行きによってはUlverの来日があるかもとのこと。Ulverは名前だけ知ってる程度。
とりあえず食わず嫌いは駄目なので近いうち聴いてみたいと思います。もしかしたらハマるかもしれないしね。





18:50~19:40
Solefald
ノルウェー産Avant-garde/Black Metalバンド。このSolefaldを予習してて思ったのは、「このバンドBlack Metalバンドじゃなくね?」です。Black Metalしてる曲がぜんぜんない。BorknagarのKeyのLars Nedlandが在籍しているのでその人目当てでした。

  1. CK II Chanel no. 6
  2. Song Til Stormen
  3. Red View
  4. World Music With Black Edges
  5. The USA Don't Exist
  6. Sun I Call
  7. Vitets Vidd I Verdi
  8. When The Moon Is On The Wave
どんな格好で登場するかなーと思ったら、白いつなぎみたいな格好に5人中4人が頭に「闘魂」と書かれた日の丸鉢巻をして登場!このビジュアルを見て誰がブラックメタルバンドだと思うだろうか。どこぞのコミックバンドにしか見えない。演奏する曲はブラックな曲もあれば、エレクトロニックダンスミュージックみたいな曲で踊れ踊れと煽ったりしてなかなかにカオスなライブでした。バックコーラス含めてヴォーカルが4人もいるのでコーラスがすごい良かった。あとLarsの歌う姿も見れたので満足。Black Metalしてる「Jernlov」とか「Philosophical Revolt」とか1stアルバムからもっと聴きたかった。
Larsは次来るときはBorknagarとして来てくれ~。





20:05~21:00
Keep Of Kalessin
本日のお目当てのMelodic Black MetalバンドKeep Of Kalessin!!
Solefaldの時より明らかに人口密度が上がった。やっぱりKoK目当てが多いようです。

  1. Dark Divinity
  2. The Grand Design
  3. Universal Core
  4. Introspection
  5. The Awakening
  6. Dragon Iconography
  7. Ascendant
日本人好みの若干クサさのある聴きやすいブラックメタルバンドで、3組の中で一番知名度があるバンドだと思います。
ライブは良かったです。Wizziac(Ba/Vo)はヘドバンしまくりのノリノリで観ていて興奮するし、なによりドラムがうまい。終始疾走しまくりで再現度高かったです。観客はファストな曲一択なの知ってて「ファストな曲かそれともスローな曲どちがいい?」ってよくあるやりとりのMCも面白かった。というかKoKのスローな曲ってなんだw
ただ残念だったのがステージが寂しかったこと。賑やかだったSolefaldの後だったので尚更そう感じました。Obsidian C(Vo/Gt)とWizziacがステージ上の3本あるマイクを立ち代り入れ替わりで動きまくっていたけど、スペースを持て余してる感がありました。ギターサウンドが明瞭に聴こえなかったので、あと一人ギターに専念する人が欲しいところ。
Obsidian Cが拳を突き上げようとしたら手を梁にぶつけてて痛そうでした。ほんと邪魔な梁だ!
ライブ後はメンバー全員握手&記念撮影でお別れ。もっと観たかった・・・。





21:20~22:10
Vreid
本日のトリVreid。Kalmahのライブ以来です。Keep Of Kalessin目当ての客なんだろうか、ぞろぞろと皆外に出て行く。帰ってるのか外にタバコ吸いに行ってるのか知らないけど薄情な人達だなと自分は思いました。今回一番ブラックメタルしてるバンドなのにね。

  1. Helvete
  2. Geitaskadl
  3. The Red Smell
  4. Væpna lengsel
  5. Speak Goddamnit
  6. Then We Die
  7. Sights Of Old
  8. Når Byane Brenn
  9. Sólverv
  10. Pitch Black
とは言ったものの自分もKoK目当てだったし、もう声も出せないので真ん中あたりで飲みながら静観。どうすればVreidは日本でもっと売れるだろうとか考えながら観てました。長身のHváll(Ba)に、ツルっぱげ&短髪のStrom(Gt)とSteingrim(Ds)、ロンゲのSture(Vo/Gt)。それぞれ個性的でビジュアルは面白いんだけどなー、やっぱ曲がパッとしないからか。なんか応援したくなるバンドです。
ライブでは、前の時と同じでHvállが観客煽り係。それ以外は淡々とライブ進行していく感じ。しかし音圧はVreidが一番強かった気がする。Kalmahの時よりも迫力のあるライブを堪能できました。




本場ノルウェーでの各バンドの人気ってどんなものなんだろうか。ノルウェーのフェスとかにも行ってみたいと思えたライブでした。

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