もう何回も日本に来てるもんだと勝手に思い込んでいたWhitechapelの記念すべきライブに行ってきた。デスコアというジャンルの中ではWhitechapelはかなり早い段階で知ったバンドであり、一番好きなバンドでもあります。去年の新譜は微妙だったけど・・・。
19時過ぎに会場に到着。A Night In Texasが始まる前だったのでグッドタイミング。この時点での開場の埋まり具合は3割ぐらいって感じでガラガラ・・・。会場内に掛かってる曲がパンクとかロックだったのでメタル系のライブに来たとは思えない空気だった。
A Night In Texasは聴いたことなかったので、予習してライブに挑もうかとも思ってたけども、面倒くさくなって結局予習せず。かなりテクニカルなデスコアバンドという知識だけ入れて鑑賞。
19:20~19:45
A Night In Texas
オーストラリアのDeathcoreバンド。テキサスだからてっきりアメリカのバンドだと思ってたけど違った。印象的だったのがヴォーカルのビジュアル。やんちゃ坊主みたいな格好で全体的に細かったけどWhitechapelのPhilに似てて面白かった、Philの若い頃って感じに。細いのにどっから声出してんのってくらい声量のある鋭いシャウトとグロウルでとても良かった。前の柵に足乗せて身を少し乗り出して歌ったりしてました。時折笑顔も見えて楽しそうだったのも良かった。ただ一つウザかったのはモッシュピット。サークルモッシュは全然いいんだけど、コアガキがやる腕やら足を振り回すモッシュが鬱陶しくてしょうがなかった。あいつらの振り回す腕が周りの人に当たっててかなりウザい。とりあえず近づいてきたら蹴り入れて遠ざけてましたがそれでも続けてるから面白いwww。コア系のライブはああいう害悪キッズが湧くから嫌だ。それ以外はとても良かった。曲を1曲も知らないのであまりノれなかったけど良いライブだったのは間違いない。
20:10~21:15
Whitechapel
- The Saw Is The Law
- Faces
- I, Dementia
- Our Endless War
- Mark Of The Blade
- Elitist Ones
- Prostatic Fluid Asphyxiation
- Eternal Refuge
- Vicer Exciser
- Let Me Burn
- Section 8
- Possibilities Of An Impossible Existence
- Bring Me Home
Encore
14. This Is Exile
アメリカのDeathcoreバンド。暗転してメンバーが登場して思ったこと、ステージが狭い!A Night In Texasはギター1人に対してWhitechapelは3人もいるから自分の演奏スペース確保で一杯なうえ、皆ガタイもいいのでなおさら。デブだと思ってたGabe(Ba)はアメフト選手並に腕や足周りがパンパンのピッチピチでやばい。あれ全部筋肉だったのか・・・。そのかわりというか、ギターが3人もいるのでANITより明らかに音の厚みが違った。Philはステージを左右に動いてたけど楽器隊に立ち位置の変更等の動きは全くなく、ヘドバンはしまくってるものの淡々と演奏していた印象。ステージ右側にいたGabe(Ba)とAlex(Gt)がちょくちょく煽ってくる程度。それにしてもPhilのガテラルがえげつなかった。シャウトもすごい安定していて貫禄ありました。アンコールのThis Is Exileも盛り上がってたけど、一番盛り上がってたのはOur Endless War。一番モッシュが激しかったしサーフしてる人も。ANITの時みたいな腕ブンブンモッシュはなかったので安心。個人的には同アルバムのMonoが聴きたかったし、A New Era Of Corruptionから1曲も演奏なかったのが残念かな。
ライブ終了後、演奏中には見られなかったメンバーの笑顔がちらほら。とても良いライブだったのでいつか本場アメリカでのライブも観てみたいな。