2018年4月12日木曜日

SABATON Japan Tour 2018 with AMON AMARTH @ IMPホール(3/31) 【感想】

久々の更新。

The HauntedとかEluveitieとかArch Enemyのライブ行ったけど感想はめんどくさくて書かなかったのでしっかり今回から書いてく!

ということで初の日本でのSABATON単独公演!!
ゲストにはAMON AMARTH!!
両バンドともヨーロッパでは大人気でフェスのトリを飾れるくらいのビッグバンド。メタラーならこんなの観に行かないわけがない。
自分は物販でTシャツを買うため14時過ぎにはIMPホールに到着。すでに結構な行列ができており100人はいたかな。結果として言うとこんな早くきても意味なかったです。ライブ終演後もTシャツは普通に売ってた。リストバンドは真っ先に売り切れてたかな。
開場まで近くのコンビニで時間潰し。近くでジャニーズ系のライブもあるみたいで女子とか花見客でなかなかにカオス。やっぱり黒ずくめのメタラーは浮いてました。IMPホールにロッカーはなく、近くの駅のロッカーはすでにいっぱいとのことで、京橋駅まで行かないとロッカーが空いてない状態。仕方ないので荷物は持ったまま参戦。

17時開場。初のIMPホール。床が絨毯なのがとてもいい!足の負担も少なくてすみそう。18時くらいで客入りは7割くらいだったかな。ソールドアウトしてないのが残念でならない。すごいメンツなのに・・・。



AMON AMARTH
  1. The Pursuit Of Vikings
  2. First Kill
  3. Twilight Of The Thunder God
  4. As Loke Falls
  5. War Of The Gods
  6. Deceiver Of The Gods
  7. Raise Your Horns
  8. Guardians Of Asgaard
スウェーデンのMelodic Death/Viking Metalバンド。Amon Amarthは去年のWACKEN以来2回目。WACKENとは違い、豪華なセットや炎による演出等はなし。前回はもみくちゃになりながらの鑑賞だったから今回はじっくり前の方で鑑賞。
豪華なセットや派手な演出がなくたってライブは見応え抜群。Johan Hegg(Vo)の漢らしい唸り声と流暢な日本語による挨拶のギャップがかわいい。屈強なメンバー達がヘドバンしまくってる様はほんと最高、これぞメタルのライブって感じがして良かった。
一つ残念なのがやはり持ち時間。サポートとはいえ1時間くらいやってくれるもんだと思ってたけど、40分だけって・・・あのAmon Amarthですよ? この日本ツアーを最後にJomsvikingツアーが終わりらしいので、早く新譜制作して今度こそ単独公演してほしいです。




SABATON
  1. Ghost Division
  2. Winged Hussars
  3. Swedish Pagans
  4. Carolus Rex
  5. Screaming Eagles
  6. The Last Stand
  7. En Livstid I Krig
  8. Blood Of Bannockburn
  9. Resist And Bite
  10. Sparta
  11. Night Witches
  12. Cliffs Of Gallipoli
Encore:
 13. Primo Victoria
 14. Shiroyama
 15. To Hell And Back

スウェーデンのPower Metalバンド。去年のラウパ以来5回目の参戦。単独公演は去年ドイツで観て以来2回目。Amon Amarthに豪華ヴァイキングステージセットがなかったように、Sabatonにも今回は戦車セットはなし。戦車のないSabatonのライブは初めてである意味貴重。
1曲目の「Ghost Division」からみんなテンションぶち上がり! Joakim Brodén(Vo)のいつものアームハンマーも健在。みんなで掛け声かけて拳を振り上げるのが最高にストレス発散!
「Into The Fire」か「Screaming Eagles」か選ばせたり、「A Lifetime Of War」を日本語かスウェーデン語で歌うか選ばせたりとオーディエンスに選択させるやつ大好き「Into The Fire」は観たことないからそっちがよかったんだけど、「Screaming Eagles」の方が圧倒的人気だったかな。
Tommy Johansson(Gt)のバカコールやJoakimのギター講座コントも相変わらず面白い。

いやーSabatonのライブは何回観ても飽きない、面白い、楽しい! Sabatonは楽曲のレベルの高さもだけどパフォーマーとしてのレベルもマジで高い。日本での知名度ももっと上がってほしいですね。メタルってだけでいろいろ敬遠されてしまってる気がする。新譜の制作にそろそろ入るだろうから完成したらまた日本来てくれ~。

2018年1月10日水曜日

Pagan Metal Horde vol.2 @ 梅田BANANA HALL(1/6) 【感想】

フォーク/ヴァイキングの祭典、PMH2に行ってきた!
お目当ては勿論Ensiferumなんだけど、その他のバンドも去年新譜出してるし楽しみでした。特にTrollfestはどんなライブをするのかね。


Valhaloreから見れればいいなってことで、17時半ごろに会場入り。梅田Banana Hallに来たのは初めて。ステージは少し低めだけど広々としてて良い感じ。現時点で客入りは200人くらい。中ではBoisson Divineがまだ演奏中。メタルというかフォークバンドって感じの軽さと陽気な曲で、男性Voの声がよく通る印象。




Valhalore
  1. Upon The Shores
  2. The Winterstone
  3. Voyage Into Eternity
  4. Augury Of Death
  5. Guardians Of Time
  6. Across The Frozen Ocean
オーストラリアのEpic Folk/Viking Metalバンド。去年1stアルバムをリリースし、ジャケットのクサさと曲の完成度の高さから各所で話題になったValhalore。それが早速来日とは、Evokenさんの根回しはほんと早い。メンバーはアームガードを装備したり顔をペイントしたりと中世ヴァイキングな出で立ち。風のインスト担当こと木笛の女性の演奏が意外とかっこよかった。女性はほぼ無表情だけど、手だけはすごい細やかな動きをしてた。
あと意外だったのはサークルピットとウォールオブデスを煽ってきたこと。煽られたら基本的にノってあげるようにしてるのでやったけど、サークルピット人少なすぎて笑える。なんとも平和なサークルピットでした。
サウンドのほとんどがBGM処理だったのが残念だなー。女性Voパートも垂れ流しだったのも残念だけど、フォーク楽器をいろいろ観たかった。Ensiferumのドラムセットが真ん中にどーんと置かれてるせいで他バンドのドラムが端に追いやられてるのはかわいそうだなーと思いました。




Wind Rose

  1. Dance Of Fire
  2. Fallen Timbers
  3. Rebel And Free
  4. The Returning Race
  5. To Erebor
  6. The Breed Of Durin
イタリアのPower Metalバンド。こちらも去年新譜をリリースしたばかり。Wind Roseの特徴は曲よりもまずこのゴツい衣装。ショルダーガードでかすぎだろっていうね。一見動きにくそうだけど、ライブ中のFrancesco(Vo)の動きはすごい機敏。そこは計算して作ってんのかな。
後から知ったけどWind RoseのVoってFairylandのVoもやってた人だったんだね。Fairyland好きだからあっちの活動もしてほしいけど・・・。metallum見る限りは解散はまだみたいだしどうなってんだろうか。
ライブはとにかく暑苦しい漢のパフォーマンスって感じ。曲自体にはシンフォニックな要素もあって涼し気だけど、とにかくメンバーが堂々としててパワフル。「ウッ!ハッ!ウッ!ハッ!」という掛け声といい髪型といい体型といい、FrancescoってSabatonのJoakim(Vo)に似てるなーなんて思った。Wind Roseもサークルピットとウォールオブデス煽ってきてたなぁ。Valhaloreよりも熱いライブでした。




TrollfesT
  1. Professor Otto
  2. Brakebein
  3. Toxic (Britney Spears Cover)
  4. Illsint
  5. Steel Sarah
  6. Kinesisk Alkymi
  7. Kaptein Kaos
  8. Gigantic Cave
  9. Die Grosse Echsen
  10. Solskinnsmedisin
  11. Helvetes Hunden GARM
ノルウェーのFolk Metalバンド。初来日変態パーティーバンドTrollfest!! 正直1度くらいは来日してるものだと思ってたけど初なんだね意外。
バンドメンバー全員探検家のような格好で登場。そこに大量の棒風船を装備したり顔に変なペイントを施したりやりたい放題なビジュアルで観てるだけで楽しい。
センターのTrollmannen(Vo)は歌いながらマイクスタンドに装備されたパーカッションを陽気に叩いてる。「ここでジョークを一つ!」みたいに言ってジョークを英語でベラベラと喋ってたけど皆何言ってるかさっぱりで反応が薄い・・・。メンバー側も「全然伝わってねーぜHAHAHA」 みたいにリアクションしてたけど果たして伝わってたらウケてたかどうかは謎。
メンバーで一番はっちゃけてたのは顔面に黒ペイントにショートパンツのDr. Leif Kjønnsfleis(Gt/Vo)。一番ステージを動き回ってたし、一番観客を煽ってた。いかにも場慣れした感じ。脱退したはずのアコーディオン奏者のManskowは終始地味だったかな。DrekkaDagのサクソフォーンの音色はすごく綺麗で良かった。
セトリ的には『Kaptein Kaos』と『Solskinnsmedisin』が聴けたのはいいけど、『Brumlebassen』の演奏がなかったのは残念。Trollfestはアルバム『Brumlebassen』で知ってからハマったのでぜひ演奏してほしかった・・・。ともあれバカ楽しいライブでした。




Ensiferum
  1. For Those About To Fight For Metal
  2. Heathen Horde
  3. Two Paths
  4. King Of Storms
  5. Token Of Time
  6. In My Sword I Trust
  7. Warrior Without A War
  8. The Longest Journey (Heathen Throne, Part II)
  9. Way Of The Warrior
  10. Two Of Spades
  11. Victory Song
Encore:
 12. From Afar
 13. Lai Lai Hei

フィンランドのEpic Folk Metalバンド。お目当てのEnsiferum!!!
来日前に紅一点であるアコーディオン奏者のNetta Skogが脱退するっていう悲報があったのが本当残念。来日前にメンバーが脱退するのほんと多くない?
ちなみに今回が初Ensiferum。メンバーの登場では一人一人歓声が大きかったけど、Trollfestの後だからかな、すごくステージが寂しい・・・。Trollfestのようなわいわいお祭り感もないのでなおさら。しかし、Ensiferumには超イケメンのPetri(Vo/Gt)がいるではないか! PVでみてもイケメンだけど、生で見るとさらにイケメンでした。俺男だけどPetriになら抱かれたいわ。女なら股間ぐちょぐちょ間違いなし。ギターソロも華麗にこなしてたし歌も安定してるしで完璧なフロントマンでした。でもPetriはヒゲは生えてないほうがいいかなぁ~。Northerのときみたいな若々しいのが好きです。
そのPetriの両脇を、唯一のオリジナルメンバーであるMarkus(Gt/Vo)とSami(Ba/Vo)が各々バックコーラス等でサポートといった感じ。Markusは大人しく演奏してるのに対し、Samiは結構観客を煽ったりしてたかな。
セトリは特に不満はなし。『Heathen Horde』『In My Sword I Trust』『From Afar』『Lai Lai Hei』とコーラスで歌える曲も多くて良かった。
なにより直にEnsiferumを観れたってことに感動。メタルを聴き始めて割とすぐに知ったバンドなので「ついに生で見れた!」って気持ちでいっぱい。持ち時間も1時間20分ほどで思ってたより長かった。



今回のライブではかなり叫んだなぁ。後日談だけど叫びすぎて喉痛めて風邪をこじらせました。無事Pagan Metal Horde vol.3も発表、Orphaned Landが観たいので勿論行く予定です。いつかTýrとかMetsatöllとかHeidevolkあたり呼んでほしいな!