2016年12月29日木曜日

上坂すみれのひとり相撲2016~サイケデリック巡業~ @ 両国国技館(12/23) 【感想】

上坂すみれのライブ&イベントに行ってきました!


すみぺのライブは初参加、というか特定の声優のライブに行くのは初めて。オタク系のライブ自体ほとんど行ったことがないので、どうなることかと心配でしたが無事楽しめました。



すみぺのライブ開演は16時だったので、午前中はUDXで今日から開かれる銀魂展覧会に行こうと思いAM9:30に秋葉原に到着。したものの既にすごい人の数。当日分の整理券はゲットできたものの時間は18:40!すみぺのライブと思いっきり被ってたので泣く泣く整理券は返却しました。銀魂展覧会は明日に持ち越します・・・。



15:30に両国国技館に到着。黒い人だかりでごった返してました。入場途中、関係者入り口から入っていくマフィア梶田氏を見かけたので、もしかしたら杉田さんもいるか!?なんて思って探したけど来てなかったようです残念。
座席は正面スタンド席だったので1階のどっかかなーなんて思ってたけど、入場して初めて知った、スタンド席というのは2階のことだと・・・。ステージが遠いくてかなりショックでしたがまあ正面だしいいか。客入りはほぼ満席。2階がちょくちょく空いてたくらいです。

16時を10分ほど過ぎてから開演。


   1.パララックス・ビュー
    2.Inner Urge
    3.キャラメル桃ジャム120%
    4.げんし、女子は、たいようだった。
~MC~
    5.すみれコード
    6.恋する図形
    7.テトリアシトリ
    8.繋がれ人、酔い痴れ人。
    9.SUMIRE #propaganda
~MC~
   10.閻魔大王に訊いてごらん
   11.冥界通信~慕情編~
   12.FLYERS
   13.罪と罰 -Sweet Inferno-
   14.サイケデリック純情(inst)
   15.サイケデリック巡業
   16.我旗の元へと集いたまえ
   17.来たれ! 暁の同志
~MC~
   18.文豪でGO!
   19.はーとをつければかわいかろう
~MC~
   20.革命的ブロードウェイ主義者同盟
(取り直しアンコール)
   21.ココロ*パレット
   22.七つの海よりキミの海


開演と同時に曲が始まるかと思いきや、キングレコードの人による楽屋の実況中継でした。自分は「誰だコイツ?」って思ったけど、結構エライ人なのね。楽屋内すみぺかわいい。
オタク系ライブに全然行ったことがなかったから比較ができないけども、すみぺのライブは、ライブというよりイベントだなーと思いました。
まずMCが長い!曲の合間に何回もあったMC。すみぺってすごい喋るんですね。トークが軽快だったし、水素水絡みのトークが面白かったな。あと観客をイジってたのには驚いた。声優のライブってそういうスキンシップってほとんどないものだと勝手に思っていたので。
あと特別映像が流れたのもイベントっぽかった。まさかのアニゲラお馴染みメンバー(杉田智和、マフィア梶田、外道院)によるコントがすみぺのライブで流れるとは誰が予想しただろうか。脚本が案の定杉田さんとのことなので、アニゲラのいつものオープニングを聴いているみたいでした。またアニゲラにすみぺがゲストで出てほしいな。
ライブ後半ではコンドラに乗りながらサインボール投げがありました。2階だったしボールは一つも来なかったなー。あと上から泡が降ってきたり、火柱の演出があったりとライブらしい演出も良かった。
アンコール前のライブ終盤では、すみぺはサンタコスに衣装チェンジ。ミニスカですげーかわいかった。いろんな衣装でライブしてたけど、サンタコスが一番好きですね、色っぽい。
アンコールがすごい長かった。どうやら衣装チェンジをしていたようです。ひたすら「取り直しコール」。これのせいで喉かれたわ。「取り直し」以外のコールがあったら面白かったんじゃないかなーと思います。
ラストは女性バックダンサーや相撲ダンサーが総出演し、盛大な閉幕でした。


いやー最高に楽しい3時間半だった。ほとんど忘れてしまったけど楽しかったのは間違いない!
サイリウムも振りまくったし、たくさん笑ったし楽しめました。2階だったというのだけが残念だったので次からは早く入金するようにしようっと。

2016年12月6日火曜日

おすすめメタルアルバム 20選 【2016年11月編】

CD一枚一枚のレビューは自分には続かないので、こんな感じの月ごとの簡単な紹介ならできるかなと思い始めてみます。
11月あたり発売のCDの紹介です。少しでも参考になればいいなと思います。順番はアルファベット順で、国やジャンルとかはMetallum等を参考にしています。おすすめしたいアルバムは20枚では収まらないけどキリがいいので毎月20枚でいこうかなと思います。




1. Attila / CHAOS
(USA, Rapcore)
7thフルアルバム。バンドのビジュアルも曲もとにかくチャラいです。チャラいくせに楽曲のレベルは高い、そんなギャップで好きになった人も多いと思います。今作も相変わらずのチャラさとノリノリの曲ばかりでコア好きにはたまらないと思います。往年のファンも満足間違いなし。



2. Car Bomb / Meta
(USA, Mathcore)
こちらもコアバンド、4年振り3rdフルアルバム。変拍子がクセになり、面白い楽曲の数々が揃っておりクオリティ高いです。今作もおすすめ。



3. Dark LunacyThe Rain After The Snow
(Italy, Symphonic/Melodic Death Metal)
6thフルアルバム。ピアノやヴァイオリンの音色でシンフォニックに仕上げた叙情系メロデスです。メロデスや叙情系が好きな人におすすめ。



4. Dark Tranquillity / Atoma
(Sweden, Melodic Death Metal)
11thフルアルバム。メロデスでは有名ですね。個人的に今月の1番のおすすめがコレ!路線としては前作と同じ感じですが、やはりというか今回もクオリティ高いです。このクオリティを維持してるって本当すごいです。知らない人にはぜひ聴きこんでみてほしい。



5. Deathspell OmegaThe Synarchy Of Molten Bones
(France, Avant-garde Black Metal)
6年振り、6thフルアルバム。ゴリゴリの難解ブラックメタル。そこにリズムなんてものはなく、本能のままに展開される、まさに芸術的な作品です。4曲(約29分)しか収録されてないのが残念。



6. Destrage / A Means To No End
(Italy, Progressive Metalcore)
4thフルアルバム。今までの作品よりDjent色が強くなったものの変拍子な楽曲やバカテクは健在で、面白いし楽しめる作品だと思います。しかし目玉となる曲がないので往年のファンにはちょっと物足りないかもしれない。



7. Downfall Of GaiaAtrophy
(Germany, Atmospheric Sludge/Post-Black Metal)
4thフルアルバム。ダークな雰囲気や悲しげなメロディとヴォーカルの死に物狂いのようなグロウルがマッチしておりとても良いです。ブラックメタル好きにはぜひおすすめ。



8. Freedom Call / Master Of Light
(Germany, Power Metal)
ドイツの有名パワーメタル9thフルアルバム。今作もネタギリギリのクサみ盛りだくさんの作品となっており、間違いなく日本人好み。今作のキラーチューンでもありPVにもなっている「Metal Is For Everyone」は自分もリピートしまくりです。強くおすすめします。



9. HammerFall / Built To Last
(Sweden, Heavy/Power Metal)
スウェーデンの有名ヘヴィ/パワーメタルバンドの10thフルアルバム。相変わらずの程よいクサみと男らしさ溢れる楽曲の数々。Joacim Cans(Vo)の安定した歌声はほんと落ち着く。個人的には前作より好きですね。今月の2番目のおすすめ



10. In Flames / Battles
(Sweden, Melodic Death Metal)
なにかと話題のIn Flamesの12thフルアルバム。メロデスというか最近はメロディックメタルバンドと化してます。自分はIn Flamesは中期ごろが好きなのですが、過去作と比べたりしなければ今作は今作で良いアルバムだと思います。全体的にキャッチーな曲が揃っててとても聴きやすいので、メタル初心者におすすめかも。



11. MetsatöllVana Jutuvestja Laulud
(Estonia, Folk Metal)
Metsatöll初のベストアルバム。愉快なフォークメタルバンドではなく、ヴォーカルの淡々とした歌い方やエストニア語、エストニア独特のメロディが楽しめるバンドです。毎回ジャケットのイラストも独特で面白い。知らない人にはぜひ聴いてほしい、フォークメタル好きには自信を持っておすすめします。



12. MyrkgravTakk og farvel; tida er blitt ei annen
(Norway, Folk/Black Metal)
10年振りの2ndフルアルバム。Lars Jensenという人のソロプロジェクト。アルバムの要所要所にインストのみの曲があったり、フォークちっくで愉快な曲かと思いきやゴリゴリのブラックメタルソングにチェンジしたりアルバム全編を通してなかなか面白いアルバムです。



13. Ossuary AnexMutilation Through Prayer
(Russia, Brutal Death Metal)
期待の若手ブルデスバンドの2ndフルアルバム。最初から最後まで疾走しまくりのゴリゴリのブルデスでストレス発散に持ってこい。クオリティも高いしおすすめ。



14. Saor / Guardians
(United Kingdom, Atmospheric Folk/Black Metal)
3rdフルアルバム。今月の癒しアルバム。全曲とも10分超えと長いしジャンルもマイナーなのでかなり人を選ぶとは思いますが、どの曲もメロディックなので聴きやすいです。壮大で自然を彷彿とさせるような音楽が好きな人におすすめ。



15. StarkillShadow Sleep
(USA, Symphonic/Melodic Death Metal)
3rdフルアルバム。近年のArch Enemyを彷彿とさせる楽曲がいくつかあって良い感じ。そこにシンフォニック要素やクリーンパートがあって壮大な仕上がり。メロデス好きならぜひ買いです。



16. TheocracyGhost Ship
(USA, Progressive Power Metal)
5年振り4thフルアルバム。疾走系のアグレッシブな曲やバラード曲に、透き通るようなヴォーカルの声がとても爽やかでかっこいい曲が揃ってます。メタル入門におすすめだと思います。



17. Vader / The Empire
(Poland, Death Metal)
デスメタル界の重鎮、Vaderの11thフルアルバム。コンスタントにかつ安定の高クオリティで新作をリリースするVaderですが、今作はちょっとギターのサウンドが軽いです。なので今作はデスラッシュだなんて言われたりも。個人的には前作の方が邪悪な作風で好きですが、今作もライブで盛り上がりそうな曲がたくさんあって良いです。



18. WitcheryIn His Infernal Majesty's Service
(Sweden, Blackened Thrash/Speed Metal)
6年振り6thフルアルバム。純粋なスラッシュメタルではなく、ヴォーカルの汚いダミ声と低く唸るギターサウンドを聴かせるブラックメタル寄りの疾走スラッシュです。邪悪でファストな曲のオンパレードなので、とにかく速い曲を求めてるって人におすすめ。



19. Yomi / Genpei
(Latvia, Folk/Death Metal)
2ndフルアルバム。ラトビアに日本を題材にするバンドがいるとはね。どうやら平安時代をフューチャーした作品のようで宇治の戦いや倶利伽羅峠の戦いの歌があります。こんな日本人も知らなさそうなところを曲にしてくるとは相当日本の歴史に興味があるんでしょうね。楽器は三味線が軸として使われてて正直頼りないサウンドだけど、少し日本語で歌ってたりしてる部分もあって面白いです。



20. Zmey GorynichMalafya
(Russia, Folkcore)
EPアルバムです。そして今月のロシア枠。とても面白いアルバムで、なによりフォークコアというジャンルのものは初めて聴いた。フォークソングの陽気な雰囲気かと思いきや急にブレイクダウンしたりと、とにかく曲の展開が読めない。やっぱりロシア音楽は面白いですね。興味ある人はぜひ。

2016年12月5日月曜日

IHSAHN Japan Tour 2016 @ 代官山UNIT(12/3) 【感想】

Emperorのヴォーカルとして有名なIhsahn(イーシャン)のライブに行ってきました。


家をギリギリに出たため、開演時間である18時ちょうどに到着。自分は25歳以下なのでしっかり2000円キャッシュバックしてもらいました。Emperorとしてならまだしも、7000円ってのは高い気がするなーやっぱり。
とりあえずライブはまだ始まってなかったので一安心。人の入り具合は5~6割といったところ。一見埋まってるように見えたけどスカスカでした。Ihsahnといえどもこんなものなのかな。代官山UNITには今回初めて来ました。広々としていていい感じだけど、ライブフロアまでの階段が長いし、携帯の電波が入りませんでした。
開演時間を5分ほど過ぎてからライブスタート。
  1. Hel (Intro)
  2. Hiber
  3. Pulse
  4. Pressure
  5. Until I Too Dissolve
  6. Frozen Lakes On Mars
  7. A Grave Inversed
  8. Celestial Violence
  9. Emperor Medley
  10. Tacit
  11. My Heart Is Of The North
  12. The Paranoid
  13. Mass Darkness
  14. Grief
  15. The Grave
約1時間30分のライブでした。
Ihsahnを観るのは2014年のEmperor来日以来2回目。Ihsahnが個人名義で活動してるのは知ってたけど、正直その活動にあまり興味はなかったんです。でも今年出した新譜「Arktis.」がすごい良かったのでライブに行くことにしました。
イントロと共にメンバーが続々登場。皆カジュアルな服装。全員登場して思ったのは、まずIhsahn以外のメンバーが若い!皆20代っぽかった。そしてサックス奏者がいないことに落胆。サックスパートも聴きどころなのでサックス奏者いるかと思ってたんだけどな、残念。
前半のMCでIhsahnが「昨日のライブから喉の調子が悪い」とか・・・。えぇ、マジかよ・・・。確かにさっきからちょくちょく苦しそうに歌ってるわけだ。聴いていてすぐに分かるくらいクリーンパートのハイトーンなところがキツそうでしたね。と言っても聴き苦しいわけではなく、バラード曲をまったり堪能できたので満足!「A Grave Inversed」と「Emperor Medley」がやはり一番の盛り上がりでした。やっぱりみんなEmperorが好きなんだなー。
ドラムはとても力強く軽快なドラミングだったし、キーボードの人はIhshanの代わりにちょくちょく観客を煽ったりしてたし。Ihshanはもちろん、楽器隊の若い衆も楽しそうに演奏していたのが好印象で良かったです。

バラード曲やブラックメタルナンバーの織り交ざったバランスの良いセットリストでした。次はぜひEmperorとして新譜を携えて来日お願いします。