2016年12月6日火曜日

おすすめメタルアルバム 20選 【2016年11月編】

CD一枚一枚のレビューは自分には続かないので、こんな感じの月ごとの簡単な紹介ならできるかなと思い始めてみます。
11月あたり発売のCDの紹介です。少しでも参考になればいいなと思います。順番はアルファベット順で、国やジャンルとかはMetallum等を参考にしています。おすすめしたいアルバムは20枚では収まらないけどキリがいいので毎月20枚でいこうかなと思います。




1. Attila / CHAOS
(USA, Rapcore)
7thフルアルバム。バンドのビジュアルも曲もとにかくチャラいです。チャラいくせに楽曲のレベルは高い、そんなギャップで好きになった人も多いと思います。今作も相変わらずのチャラさとノリノリの曲ばかりでコア好きにはたまらないと思います。往年のファンも満足間違いなし。



2. Car Bomb / Meta
(USA, Mathcore)
こちらもコアバンド、4年振り3rdフルアルバム。変拍子がクセになり、面白い楽曲の数々が揃っておりクオリティ高いです。今作もおすすめ。



3. Dark LunacyThe Rain After The Snow
(Italy, Symphonic/Melodic Death Metal)
6thフルアルバム。ピアノやヴァイオリンの音色でシンフォニックに仕上げた叙情系メロデスです。メロデスや叙情系が好きな人におすすめ。



4. Dark Tranquillity / Atoma
(Sweden, Melodic Death Metal)
11thフルアルバム。メロデスでは有名ですね。個人的に今月の1番のおすすめがコレ!路線としては前作と同じ感じですが、やはりというか今回もクオリティ高いです。このクオリティを維持してるって本当すごいです。知らない人にはぜひ聴きこんでみてほしい。



5. Deathspell OmegaThe Synarchy Of Molten Bones
(France, Avant-garde Black Metal)
6年振り、6thフルアルバム。ゴリゴリの難解ブラックメタル。そこにリズムなんてものはなく、本能のままに展開される、まさに芸術的な作品です。4曲(約29分)しか収録されてないのが残念。



6. Destrage / A Means To No End
(Italy, Progressive Metalcore)
4thフルアルバム。今までの作品よりDjent色が強くなったものの変拍子な楽曲やバカテクは健在で、面白いし楽しめる作品だと思います。しかし目玉となる曲がないので往年のファンにはちょっと物足りないかもしれない。



7. Downfall Of GaiaAtrophy
(Germany, Atmospheric Sludge/Post-Black Metal)
4thフルアルバム。ダークな雰囲気や悲しげなメロディとヴォーカルの死に物狂いのようなグロウルがマッチしておりとても良いです。ブラックメタル好きにはぜひおすすめ。



8. Freedom Call / Master Of Light
(Germany, Power Metal)
ドイツの有名パワーメタル9thフルアルバム。今作もネタギリギリのクサみ盛りだくさんの作品となっており、間違いなく日本人好み。今作のキラーチューンでもありPVにもなっている「Metal Is For Everyone」は自分もリピートしまくりです。強くおすすめします。



9. HammerFall / Built To Last
(Sweden, Heavy/Power Metal)
スウェーデンの有名ヘヴィ/パワーメタルバンドの10thフルアルバム。相変わらずの程よいクサみと男らしさ溢れる楽曲の数々。Joacim Cans(Vo)の安定した歌声はほんと落ち着く。個人的には前作より好きですね。今月の2番目のおすすめ



10. In Flames / Battles
(Sweden, Melodic Death Metal)
なにかと話題のIn Flamesの12thフルアルバム。メロデスというか最近はメロディックメタルバンドと化してます。自分はIn Flamesは中期ごろが好きなのですが、過去作と比べたりしなければ今作は今作で良いアルバムだと思います。全体的にキャッチーな曲が揃っててとても聴きやすいので、メタル初心者におすすめかも。



11. MetsatöllVana Jutuvestja Laulud
(Estonia, Folk Metal)
Metsatöll初のベストアルバム。愉快なフォークメタルバンドではなく、ヴォーカルの淡々とした歌い方やエストニア語、エストニア独特のメロディが楽しめるバンドです。毎回ジャケットのイラストも独特で面白い。知らない人にはぜひ聴いてほしい、フォークメタル好きには自信を持っておすすめします。



12. MyrkgravTakk og farvel; tida er blitt ei annen
(Norway, Folk/Black Metal)
10年振りの2ndフルアルバム。Lars Jensenという人のソロプロジェクト。アルバムの要所要所にインストのみの曲があったり、フォークちっくで愉快な曲かと思いきやゴリゴリのブラックメタルソングにチェンジしたりアルバム全編を通してなかなか面白いアルバムです。



13. Ossuary AnexMutilation Through Prayer
(Russia, Brutal Death Metal)
期待の若手ブルデスバンドの2ndフルアルバム。最初から最後まで疾走しまくりのゴリゴリのブルデスでストレス発散に持ってこい。クオリティも高いしおすすめ。



14. Saor / Guardians
(United Kingdom, Atmospheric Folk/Black Metal)
3rdフルアルバム。今月の癒しアルバム。全曲とも10分超えと長いしジャンルもマイナーなのでかなり人を選ぶとは思いますが、どの曲もメロディックなので聴きやすいです。壮大で自然を彷彿とさせるような音楽が好きな人におすすめ。



15. StarkillShadow Sleep
(USA, Symphonic/Melodic Death Metal)
3rdフルアルバム。近年のArch Enemyを彷彿とさせる楽曲がいくつかあって良い感じ。そこにシンフォニック要素やクリーンパートがあって壮大な仕上がり。メロデス好きならぜひ買いです。



16. TheocracyGhost Ship
(USA, Progressive Power Metal)
5年振り4thフルアルバム。疾走系のアグレッシブな曲やバラード曲に、透き通るようなヴォーカルの声がとても爽やかでかっこいい曲が揃ってます。メタル入門におすすめだと思います。



17. Vader / The Empire
(Poland, Death Metal)
デスメタル界の重鎮、Vaderの11thフルアルバム。コンスタントにかつ安定の高クオリティで新作をリリースするVaderですが、今作はちょっとギターのサウンドが軽いです。なので今作はデスラッシュだなんて言われたりも。個人的には前作の方が邪悪な作風で好きですが、今作もライブで盛り上がりそうな曲がたくさんあって良いです。



18. WitcheryIn His Infernal Majesty's Service
(Sweden, Blackened Thrash/Speed Metal)
6年振り6thフルアルバム。純粋なスラッシュメタルではなく、ヴォーカルの汚いダミ声と低く唸るギターサウンドを聴かせるブラックメタル寄りの疾走スラッシュです。邪悪でファストな曲のオンパレードなので、とにかく速い曲を求めてるって人におすすめ。



19. Yomi / Genpei
(Latvia, Folk/Death Metal)
2ndフルアルバム。ラトビアに日本を題材にするバンドがいるとはね。どうやら平安時代をフューチャーした作品のようで宇治の戦いや倶利伽羅峠の戦いの歌があります。こんな日本人も知らなさそうなところを曲にしてくるとは相当日本の歴史に興味があるんでしょうね。楽器は三味線が軸として使われてて正直頼りないサウンドだけど、少し日本語で歌ってたりしてる部分もあって面白いです。



20. Zmey GorynichMalafya
(Russia, Folkcore)
EPアルバムです。そして今月のロシア枠。とても面白いアルバムで、なによりフォークコアというジャンルのものは初めて聴いた。フォークソングの陽気な雰囲気かと思いきや急にブレイクダウンしたりと、とにかく曲の展開が読めない。やっぱりロシア音楽は面白いですね。興味ある人はぜひ。

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