2017年3月18日土曜日

Wolfheart / Tyhjyys (2017) 【感想】


  1. Shores Of The Lake Simpele
  2. Boneyard
  3. World On Fire
  4. The Flood
  5. The Rift
  6. Call Of The Winter
  7. Dead White
  8. Tyhjyys

フィンランドのMelodic Death MetalバンドWOLFHEARTの3rdアルバム「Tyhjyys」の感想。元Before The DawnのTuomas Saukkonenを中心に、Eternal Tears Of Sorrow, Mors SubitaのMika Lammassaari(Gt)らの在籍するバンド。キーボードのピロピロサウンドやEToSのようなシンフォニック要素のほとんどない、硬派なメロデスバンド。2015年の初来日時のライブでかなり漢らしい堂々としたパフォーマンスだったのをよく覚えてる。前作「Shadow World」で知ってなかなか良かったので今作も期待。Tyhjyysは空虚って意味みたい。(★マークはおすすめ曲)

#1. Shores Of The Lake Simpele
アコギから始まる物悲しげで3分ほどの長めのイントロ。

#2. Boneyard ★
叙情系疾走ナンバーで今作で一番好きな曲。ノリノリの疾走リフに、中盤のアコギのイントロからの哀愁あるリフ、そして終盤に向けてさらに序盤よりも盛り上がりをみせる疾走リフ。PVは6分ほどに短縮されてるけど、7分半ほどの曲。


#3. World On Fire ★
Aメロのピアノがとても神秘的で、サビの儚げなメロディとギターサウンドがInsomniumを思わせる。


#4. The Flood ★
どこか哀しさ漂うメロディのゆったりとした曲。その哀しい雰囲気にマッチしたギターソロは聴きいってしまう。


#5. The Rift ★
高速ツーバスに乗った漢クサい疾走と、シンフォニックで壮大な雰囲気を持ち合わすファスト/ミドルテンポなかっこいいお気に入りの曲。

#6. Call Of The Winter
ミドルテンポのツーバスに乗った荘厳な1曲。中盤のアコギやピアノとの相性抜群。

#7. Dead White
インソムニウムチックなリフで全体的にかなりメロディックなミドルテンポナンバー。

#8. Tyhjyys
デプレッシブで哀愁誘うようなメロディがラストにぴったりな曲。

曲の終盤で入るギターソロがどの曲もかっこいいし、1曲1曲のレベルが高いです。ただ欲を言うなら#2みたいな疾走ナンバーが後半にも欲しかったところ。来年のフィンフェスあたりでまた来日ありそうな予感。というか来日して!

【オススメ度:★★★★☆

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