ラウパ2日目~。先行物販に行くため早朝5時過ぎに起床。糞ねむい。
目当てはSabaton Tシャツ。7時からならんだんじゃ遅いらしいので、念には念を入れ6時にはSSAに到着するように起床しました。
6時過ぎにSSAの物販列に到着。上には上がいるようで既に30人くらいは並んでる。プレミアムチケットの人数もいれると50番目くらいだったかな。寒い中並ぶのはコミケで鍛えられているので余裕でしたw 8時になって物販開始、無事Sabaton TシャツLサイズを購入。目の前でMサイズが完売してたのでかなり焦った。てか毎年だけど物販の数少なすぎでしょ。毎年毎年学習しないよねラウパは・・・。
あとは入場時間までスタバで時間潰して、オープニング・アクトのCry Venomを観るためすぐに入場。
9:50~10:20
Cry Venom
- Prelude
- Wolfsbane
- Vanquish The Demon
- Second Wind
- Unchained
- Diamond
ロシア&アメリカのPower Metalバンド。全然知らない若手バンド。ビジュアルだけ見るとV系バンドっぽいけど曲は意外としっかりしててまあまあって感じ。でも経験不足からか、曲と曲の間に必ず変な間ができるし、ヴォーカルのMCは全然続かなくてウロウロするだけだし、パフォーマンスは面白くない。ザ・若手バンドって感じでした。
10:30~11:10
Black Earth (Secret Act)
- Bury Me An Angel
- Dead Inside
- Diva Satanica
- The Immortal
- Beast Of Man
- Silverwing
- Fields Of Desolation
スウェーデンのMelodic Death MetalバンドArch Enemyの初期再現バンド。去年結成し日本のみでツアーを行ったのが記憶に新しい。Secret Act枠としての出演だけど、結局ラウパ当日まで発表はなかった。自分も当日になってTwitterでSecret ActがBlack Earthだということを知りました。正直半信半疑だったけどマジだったっていうね。どうやらSecret Act扱いにしてくれというのはバンド側からの要請のよう。初めてならともかく、去年来てるんだからシークレットにする意味はあまりないように思えるけど・・・。
ライブは、文句のつけようのない完璧な出来栄え。場数を踏んでるメンバーだけあって、さっきのCry Venomとは大違い。Michael & Christopher Amott兄弟によるツインギターはやはりいいですな。二人のギターパート後のフィストタッチはグッときました。
しかしJohan(Vo)とSharlee(Ba)はなんか前より太った?Johanは太ったというか元々細かったのが普通の体型になったという感じだけど、Sharleeはかなり太ったように思える。体躯がデカいからそう見えただけだろうか・・・。
Secret Act枠は期待してなかっただけにBlack Earthで本当に良かった!Angela GossowのArch Enemyを観たことがないので次はAngela期再現ライブをお願いします。
12:00~12:45
Apocalyptica
- Enter Sandman
- Master Of Puppets
- Fight Fire With Fire
- For Whom The Bell Tolls
- Orion
- Battery
- Seek & Destroy
- Nothing Else Matters
フィンランドのSymphonic Heavy Metalバンド。メンバーがチェロ4人とドラム1人とヴォーカル1人というすごい構成のチェロメタルバンド。Apocalypticaの曲は1曲も知らなかったけど、現在Metallicaのカヴァー曲でツアー中なので、ラウパでも全曲Metallicaカヴァーのライブでした。ファンからしたらApocalypticaのオリジナル曲が聴きたかったんだろうけどもね。
チェロが4人ということもあってかなりの音圧とハーモニー。弾き方もかなり大袈裟で、ヘドバンしながら弾く様はかなりかっこよかった。本家の有名曲『Master Of Puppets』『Battery』等は当然大盛り上がり。この盛り上がり見ちゃうと本家Metallicaが観たくなってくるな~。チェロとか聴いたことなかったからなかなか面白いライブだった。
13:50~14:40
Devin Townsend Project
- Reloice
- Stormbending
- Failure
- Deadhead
- March Of The Poozers
- Kingdom
- Higher
カナダのProgressive Metal/Rockバンド。初DTP!前方エリア真ん中あたりでゆったり鑑賞。
DTPは『Deconstruction』で初めて知り、最初の印象は面白いプログレバンドだな~という感じ。ライブはとにかく幻想的。Devin Townsend(Vo/Gt)の歌唱力も演奏力も高いし、ライティング演出も音も良いしで素晴らしいライブだった。
DTPのライブがこんなに良いとは・・・。セトリ的には『Deconstruction』から何か聴きたかったけどしょうがないか。こうなると単独公演が観たいな。
15:40~16:30
Cradle Of Filth
- Gilded Cunt
- Beneath The Howling Stars
- Heartbreak And Seance
- Blackest Magick In Practice
- Nymphetamine
- Dusk And Her Embrace
- Born In A Burial Gown
- Her Ghost In The Fog
イギリスのExtreme Gothic Metalバンド。初Cradle Of Filth!DTPの余韻に浸りながら前方エリア内で待機。自分はCradle Of Filthを観に来たというかDani Filth(Vo)を観に来たという感じ。
Daniだけ鎧みたいな衣装で登場。他メンバーよりかなり小柄な印象。なにより楽しみだったのはDaniの「ッアアアアァァァァァァァァァァァァァァ!!!」という超音波スクリーム。You Tubeとかの動画で見る限りはあんまり声出てなさそうだなーと思ってたので生ではいかがなものかと思ってましたが・・・
生でも音源に負けない超音波スクリーム!ッアアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!
マイクを口からかなり離してるのにすごい音量とクリアで耳をつんざくような高音ボイス。まんま音源で聴いてるものだった。ダミ声混じりのスクリームも使い分けてて良かった。あんな高い声どうやって出してるのやら・・・。1番好きな曲『Desire In Violent Overture』はなし、残念。途中ウトウトしてしまったけどDaniのスクリームが聴けたので満足なんだけど、新譜『Cryptoriana - The Seductiveness Of Decay』をリリーズしてから1発目がこのラウパなのでどれだけ新曲を披露するか楽しみにしてたけど『Heartbreak And Seance』1曲だけという。『Achingly Beautiful』楽しみにしてたんだが・・・来年の5月に単独公演やるからそっちに行けということなんだろうか。単独公演どうしようかな....
16:35~17:25
Meshuggah
- Clockworks
- Born In Dissonance
- Do Not Look Down
- The Hurt That Finds You First
- Violent Sleep Of Reason
- Bleed
- Demiurge
スウェーデンのTechnical Post-Thrash/Death/Groove Metalバンド。初Meshuggah!!! 今年のラウパのデカイ目当ての一つMeshuggah。ずっと観たいと思ってたバンドがやっと観れる!けど単独公演がないのが残念 (Gene Simmonsとかどうでもいいバンドの単独公演ばっかり設けやがって・・・)。Cradle Of Filth終わりなうえに、後にSabatonも控えているので前方エリア後方でまったり鑑賞。
開演と共に不気味なセットのステージが照らされ1曲目『Clockworks』から。めっちゃ音がクリアで良いんだけどなにより、
ライブの完成度高すぎませんか?これ・・・。再現度半端なさすぎて「これがMeshggahの生ライブ?すごすぎだろ・・・」って感じで最初の方は茫然としてた。『The Hurt That Finds You First』から慣れてきてヘドバンとかしだしたけど、リズムとか分からなさすぎてもう適当、体の勝手な反応に身を任せるだけ。たぶん皆もそうだっただろうし、Meshuggahの曲でリズム合わせろってほうが無理な話。
そして念願の生『Bleed』。Meshuggahとの出会いは、高校生の時に『Bleed』のPVを見せてもらったのが初めて。なんかわかんないけど良いかもと思ってしまって『obZen』をすぐに買いに行ったのが思い出。そんな思い出の曲はやはりライブでも最高でした。狂いない演奏技術と、その曲に合ったライティングの演出が素晴らしい。
Meshuggahは演奏クオリティもすごかったけどJens Kidman(Vo)のMCも面白かった。日本語で「タノシンデル?」とか「ノッテル?」とか予想外すぎて笑ってしまったw あの顔でこんなお茶目なこと言うとか反則だわ。
Meshuggah素晴らしかった・・・。ラウパ終わった後、しばらくMeshuggahのことしか考えられませんでした。それくらい自分の中では強烈で衝撃的なライブだった。マジで単独公演してくれ!頼む!!
今年のラウパのベストアクト決定です。
17:30~18:30
Sabaton
- Ghost Division
- The Art Of War
- Blood Of Bannockburn
- Swedish Pagans
- The Last Stand
- Carolus Rex
- Sparta
- The Lost Battalion
- Night Witches
- Primo Victoria
- Shiroyama
- To Hell And Back
スウェーデンのPower Metalバンド。2ヶ月ぶり、4回目のSabaton! 今年のラウパのお目当てバンド2つ目です。Meshuggahが終わる少し前に抜けてきたけど既に大量の人人人!2015年もすごかったけどすっかりSabatonも日本でも大人気バンドになったんだなと実感。ステージには戦車ドラムがセットされており、今年も赤字覚悟で持ってきてくれたことが嬉しい。開演前は前方エリアの一番後ろで待機してたけど、ライブが始まった途端日本の圧縮文化により一気に前の方までいけたw
1曲目は定番『Ghost Division』、Joakim Brodén(Vo)お馴染みのアームハンマーはやっぱり観てて楽しいね。拳突き上げるのが最高に気持ちいい曲だわ。
一番楽しみだったのはやっぱり『Shiroyama』。「ヨーロッパツアーでは『Sparta』でスパルタ兵のコスプレをして歌ってたから『Shiroyama』では侍のコスプレして歌ったりしそう!」なんて思ってたけど、それはなかった。代わりにAkira Yamaokaというギタリストがゲスト参加。
・・・誰?ww 有名な人なのかもしれないけど知らない自分にとってはなんのサプライズでもない。間奏でJoakimが他メンバーにリンチにあう定番演出もありました。
『Primo Victoria』のサビの皆でジャンプするところで一人モッシュしてる空気読めないやっかい糞野郎が背中突き飛ばしてきてウザかった。有名になったのはいいけど変なファン?が増えたのが残念。
締めの『To Hell And Back』で大団円。こっちでは気持ちよくジャンプできました。
やっぱりSabatonのライブは何回観ても楽しい!パフォーマンスもMCも面白いし演出も火柱立ちまくりでド派手でこれぞ漢のライブって感じでいい。今回のラウパで一応The Last Stand Tourが終わりなのかな?新譜の制作に入ってるのかどうかは知らないけど次回作が待ちきれない。今度こそ単独でのライブを期待したいところ。
Sabaton終了後、汗だくだったので席に戻って着替えるためTシャツを脱ごうとすると、
「・・・ビリビリッ!!」と嫌な音が・・・。破れた・・・せっかく朝6時から並んで買ったラウパ限定Sabaton Tシャツがあああああああああああああああああ・・・・。Sabaton終わりでなんでこんなショッキングなことが。確かに他のTシャツよりも薄いからこれ大丈夫か?とは思ってたけどこんなに脆いとはね。しょうがないので飾り決定です。
その後は沈んだ気持ちでGene Simmons BandとMichael Schenker Festを15分だけ鑑賞。Gene Simmons Bandはファンの人達?がステージに上がっててなんかグチャグチャした感じでよく分からない。というか前方エリアガラガラww ベテランだからってトリ手前に配置するのやめたほうがいいよラウパ。ちゃんと人気順にしたらSabatonがトリだろうに。Michael Schenkerはよく知らないけどなんだかカッコ良かったです。でも帰り混むのも嫌だったので15分だけ観て撤退。
これにて2017年LOUD PARK終了!! 今年もなんやかんやで満足な内容だったし行って良かったです。でもやっぱり3ステージがいいかな。3ステージの方がなんかフェス感あるじゃん?観たいバンドが被っちゃうのもフェスならではだしそういうのが欲しいのかも。とりあえず来年も開催お願いします。