2017年12月31日日曜日

おすすめメタルアルバム 10選 【2017年11月編】

自分が良かったと思う今月発売されたアルバムを10枚に厳選して簡単に紹介。
無理くり10枚選出した感じ。今後が楽しみなバンドとたくさん出会えた月だったと思う。




1. AetherianThe Untamed Wilderness
ギリシャのMelodic Death Metalバンド、Aetherianの1stフルアルバム。Insomniumやwolfheartのような叙情系メロデス。それらと比べるとまだまだメロディも弱いしグロウルも汚いけど、今後が楽しみになるくらいには良い土台ができてる印象。




2. Almanac / Kingslayer
元RageのVictor Smolski率いるベラルーシ/ドイツ/イギリスのSymphonic Power Metalバンド、Almanacの2ndフルアルバム。個人的に前作『Tsar』が大当たりで、前作には及ばないけど今作もなかなか。どの曲もメロディはキャッチーで良いけど、ガツンとくるようなインパクトある曲がないのが残念。




3. Beast In Black / Berserker
フィンランドのHeavy/Power Metalバンド、Beast In Blackの1stフルアルバム。まんまBattle Beastって感じで、聴いていてハートが熱くなるようなかっこいい曲が揃ってると思う。ただヴォーカルのパワフルさではNoora嬢が圧倒的に上。現時点では劣化Battle Beastと言わざるをえない。Anton(Gt/Vo)はBattle Beastを脱退したのにBattle Beastと同じことがしたかったの?よく分からない。




4. Cannibal Corpse / Red Before Black
アメリカのDeath Metalバンド、Cannibal Corpseの14thフルアルバム。これぞ純粋なデスメタル。おどろどろしくドロドロしたサウンドとGeorge(Vo)の綺麗なグロウルとキレのあるギターソロ。ファスト・ミドル・スローテンポな曲が揃ったバランスのいいアルバムだと思う。




5. F.K.Ü. / 1981
スウェーデンのThrash Metalバンド、F.K.Ü.の5thフルアルバム。とにかく早くてスラッシーな曲が聴きたい!って人はとにかくこれを聴け。疾走感は前作以上でメロディ・リズム共にノリノリで最高。今月のおすすめ




6. Hulkoff / KVEN
スウェーデンのHeavy/Power Metalバンド、Hulkoffの1stフルアルバム。Sabatonとか渋カッコイイパワーメタル好きにはたまらないと思う。Hulkoffの低い声と曲調の相性が良い。SabatonのJoakim(Vo)がゲスト参加してる曲も良い感じ。




7. Moonspell / 1755
ポルトガルのGothic Metalバンド、Moonspellの12thフルアルバム。1755年のリスボン地震を題材にしたコンセプトアルバム。全編ポルトガル語の歌詞とダークな雰囲気とシンフォニック要素がマッチして壮大で一曲一曲聴き応えがある。今月のおすすめ




8. Morvigor / Tyrant
オランダのMelodic Death/Black Metalバンド、Morvigorの2ndフルアルバム。曲は哀愁漂ってていい感じなんだけど、1曲1曲が長いのが残念。




9. N█OAdrestia
ウクライナのAtmospheric Post-Black Metalバンド、N█Oの1stフルアルバム。このバンド名なんて読むんだ、ノー? ポストブラック好きにすごくおすすめ。悲哀に満ち溢れたようなメロディとシャウトがたまらない。暗い気分の時に聴くと泣けてくる。




10. VhäldemarAgainst All Kings
スペインのPower Metalバンド、Vhäldemarの5thフルアルバム。Primal Fearのような漢臭さMAXな曲だらけ。来年の来日も決まってるのでライブでも漢臭いパフォーマンスで頼む。


2017年12月4日月曜日

おすすめメタルアルバム 10選 【2017年10月編】

自分が良かったと思う今月発売されたアルバムを10枚に厳選して簡単に紹介。今月も遅くなったうえに、下に挙げたやつ以外あんま聴いてないっていう。11月こそ早くあげよう。




1. The Black Dahlia Murder / Nightbringers
アメリカのMelodic Death Metalバンド、The Black Dahlia Murderの8thフルアルバム。作風は前作と一緒だけど、前作より耳に残りやすいメロディックな仕上がりでかなり自分好み。Trevor(Vo)のグロウルはやっぱ最高。今月一のおすすめ!




2. Dr. Living Dead! / Cosmic Conqueror
スウェーデンのThrash Metal, Crossoverバンド、Dr. Living Dead!の4thフルアルバム。音は軽いかもしれないけど、これぞクロスオーバーに求めてた素晴らしい疾走感。




3. Enslaved / E
ノルウェーのProgressive Black/Viking Metalバンド、Enslavedの14thフルアルバム。アバンギャルドなリフが良い。Röyksoppのカバー曲『What Else Is There』は特に素晴らしい。




4. Exhumed / Death Revenge
アメリカのDeath Metal,Grindcoreバンド、Exhumedの7thフルアルバム。ただドコドコバコバコとデスメタルベースに猪突猛進!なところもあれば、メロいリフに流されて怠けるところが残念。




5. HaemorrhageWe Are The Gore
スペインのGoregrindバンド、Haemorrhageの7thフルアルバム。軽快なドラムとほどよい疾走感、そしてぐちゅぐちゅと汚らしいグロウル。The・Goregrindな仕上がり。




6. Ne Obliviscaris / Urn
オーストラリアのExtreme Progressive Metalバンド、Ne Obliviscarisの3rdフルアルバム。基本まったり、時に激しくテクニカルにグロウルやバイオリンを使った多彩な展開が良い。




7. Samael / Hegemony
スイスのBlack/Industrial Metalバンド、Samaelの11thフルアルバム。エレクトリックかつインダストリアルなサウンドがブラックの奥深い壮大さを引き立てており、独特な雰囲気がとても良い。今作でこのバンドを知ったので過去作を追っていこうと思う。




8. Trivium / The Sin And The Sentence
アメリカのMetalcore, Thrash/Heavy Metalバンド、Triviumの8thフルアルバム。荒々しい一面もあれば、落ち着いたバラードも聴ける今までで一番大人びたアルバムだと思う。前作ほどではないけどどこか物足りない。




9. Winds Of Plague / Blood Of My Enemy
アメリカのSymphonic Deathcoreバンド、Winds Of Plagueの5thフルアルバム。いままでに比べたらシンフォニック要素は薄いかもだけど、それ抜きでも音がブ厚くてイカつい、曲がオラついてるといった感じでカッコイイ。




10. XanthochroidOf Erthe And Axen: Act II
アメリカのEpic/Melodic Black Metalバンド、Xanthochroidの3rdフルアルバム。Act Iに続く、二部作アルバムのニ部作目。ブラックメタルとは思えないほど、のどかで不思議な感覚で癒される音楽。Xanthochroidの世界に引き込まれる。


2017年11月28日火曜日

FLESHGOD APOCALYPSE Japan Tour 2017 @ アメリカ村FANJ twice(11/24) 【感想】

3年振りのFleshgod Apocalypse!
2014年のThe Black Dahlia Murder、FgA、Dew-Sentedのライブ以来。こん時はラインナップもライブも最高だった・・・。
会場には18時過ぎに到着。この時点で観客は50人くらいかな。Deadspace最初から観たかったけどやっぱ無理だった。梅田ならともかく、四ツ橋で平日の18時開演はキツすぎるわ。



18:00~18:20
Deadspace
オーストラリアのBlack/Gothic Metalバンド。ブラック/ゴシックとは思えないほど見た目がカジュアルかつV系のような出で立ちとメイク。曲は全く知らないけどまあまあ良かった。けど見た目のせいで雰囲気ぶち壊しって感じ。



18:35~19:10
Earth Rot
オーストラリアのDeath/Black Metalバンド。このバンドも初めて観るな~と思ってたけど、ギターのアジア人の人を見て一度観てることを思い出した。最後に演奏した「Terraform」は良い曲だなと思うけどそれ以外の曲が地味というか手堅いというか。パフォーマンスもこれといったところがないので惹かれるものもない。




19:25~20:10
Psycroptic
オーストラリアのTechnical Death Metalバンド。聴いたことないうえに初めて観るバンドだったけど、これがなかなか良かった。ボーカルの動きのキレが良くてノリノリで見てて気持ちがいいし、落ち着いててライブ慣れしてる感じがすごい伝わってくる。いままでで音が抜群に良いうえ本当にテクニカルでコアっぽい要素もあって初見でも聴きやすくすぐハマってしまった。このバンドからモッシュする人(ほとんど外国人だけど)も出てきてまあまあの盛り上がり。モッシュしてる鞄を背負ったデブ外国人に突き飛ばされて少し負傷。鞄くらいクロークに預けろマジで。
こんなに良いバンドだったのならしっかり予習しておけばよかったと少し後悔。




20:50~22:00
Fleshgod Apocalypse
  1. In Aeternum
  2. Healing Through War
  3. Cold As Perfection
  4. The Violation
  5. Prologue
  6. Epilogue
  7. Gravity
  8. The Fool
  9. The Egoism
  10. Syphilis
Encore:
 11. The Forsaking

イタリアのSymphonic Death Metalバンド。2013年以来2回目。
Fleshgod Apocalypseのライブ、正直不安でした。フロントマンのTommaso(Vo/Gt)が今年脱退したせいで、超絶ドラマーだったFrancesco Paoliがドラムからボーカル兼ギターに異動。Paoliは元々ボーカルだったので心配ないけど、問題はドラムの後釜。正式なメンバーではないみたいだけどDavidというドラマーがしばらく務めるとのこと。
イントロと共に、前回のライブではいなかったVeronica嬢(Vo)が聖槍のようなものを持って登場。生で見ると結構な迫力というか、思ってたより太ってていい声が出そうだ。実際良い声で、音源と遜色ない素晴らしい歌声だった。それに対してクリーンボーカルのPaolo(Ba/Vo)はあまり声出てなかったかな。トーンも結構落としてた気がするし調子悪いんだろうか。Cristiano(Gt)はなめらかなギタープレイでしっかり観客を魅了してて良かった。PaoliのパフォーマンスはTommasoの野性味あふれるパフォーマンスに比べるとかなり大人しめではあったけど、フロントマンらしいMCや立振る舞いはしっかりあった。でもやっぱりドラマーとしてのPaoliの方が魅力的なのは否めない。一番不安だった臨時ドラマーのDavidはというと、それほど心配するほどでもなく手数も多いししっかりPaoliの代役を務めてたと思う。でもなんか影薄かった?全体的にドラムの存在感が薄かった・・・。Francesco Ferrini(Piano)も影薄かったかな。楽器隊の後ろに隠れててあまり見えてなかったってのもあるけど。
一番盛り上がった曲はやっぱり『The Violation』!! 自分もモッシュ&ヘドバンしまくりました。この曲でFgAを知ったり好きになったって人が多いと思う。『The Egoism』ではWoD煽ってたので参加したけど数人しかやらずに寂しいものに。というかモッシュしてるのほとんど外国人ばっかりだった。
今回のライブは去年の新譜『King』のツアーだったからしょうがないけどセットリストが微妙。1stアルバム『Oracles』からは1曲もないうえに、『Labyrinth』からは『Prologue』と『Epilogue』て・・・。せめて『Elegy』はやると思ってた。新譜からは『And The Vulture Beholds』が観たかったなぁ。
前編成のFgAのライブの方が良かったのは間違いないです。今後FgAはどうなるんだろうか。これを機に初期のブルータル路線に戻るのもいいんじゃないかなと。
Come back Tommaso!!

2017年11月12日日曜日

おすすめメタルアルバム 10選 【2017年9月編】

自分が良かったと思う今月発売されたアルバムを10枚に厳選して簡単に紹介。
今月分もまた更新遅くなった・・・いかんねほんと。9月は有名バンドが結構新譜をリリースしてたような印象。今月は様々なジャンルの良いアルバムが揃ってると思う。




1. Arch Enemy / Will To Power
スウェーデンのMelodic Death MetalバンドArch Enemyの10thフルアルバム。日本でも超人気のArch Enemy。今作も並以上の良い出来なんだけど、攻撃的なリフが少なくどの曲も普遍的というか面白味がない。前作の方が自分は好み。




2. Archspire / Relentless Mutation
カナダのTechnical Death Metalバンド、Archspireの3rdフルアルバム。早口デスメタルで、疾走感とテクニカルではちゃめちゃな展開が最高。2ndアルバム『The Lucid Collective』もおすすめ。来年の来日ライブも決まってるので楽しみ!




3. August Burns Red / Phantom Anthem
アメリカのMetalcoreバンド、August Burns Redの7thフルアルバム。August Burns Redはリフやメロディで明るい曲が多いのが特徴で、他のメタルコアバンドより頭一つ抜きん出てると思う。今作も安定した出来栄え、早くライブが観てみたい・・・。




4. Belphegor / Totenritual
オーストリアのBlack/Death Metalバンド、Belphegorの11thフルアルバム。ドロドロと陰湿に追い込むような曲のオンパレードで、シャープで攻撃的な曲は一切なし。ものすごいドス暗さです。




5. Cradle Of FilthCryptoriana - The Seductiveness Of Decay
イギリスのExtreme Gothic Metalバンド、Cradle Of Filthの12thフルアルバム。ゴシックメタルらしい壮麗で妖しいメロディとアグレッシブな展開のバランスがすごくいい。ここ最近のCoFのアルバム中で一番良いんじゃないかな。Dani(Vo)の「キィアアアアアアアァァァァァ!!」なシャウトも勿論健在。




6. Dyscarnate / With All Their Might
イギリスのDeath Metalバンド、Dyscarnateの3rdフルアルバム。無機質なメロデスっぽさもあればメタルコアっぽくもありなかなかかっこ良い。1stアルバムでこのクオリティは今後に期待できそう。




7. Ensiferum / Two Paths
フィンランドのEpic Folk Metalバンド、Ensiferumの7thフルアルバム。前作よりかなりフォーキーで壮大な仕上がりで良い。ジャケットもいままでで一番好き。Ensiferumも来年1月に来日が決まってるので楽しみ!




8. MyrkurMareridt
アメリカのBlack Metalバンド、Myrkurの2ndフルアルバム。デンマーク人のMyrkurという女性のソロバンド。1stアルバムは聴いたことないけど、美しく魅惑的な声と哀愁あるメロディとの相性が最高で雰囲気出てる。ゴシックやアトモスフィアメタルっぽさも感じる。




9. PurefilthUnhuman Forms Prevail
ウクライナのBrutal Death Metal, Deathcoreバンド、Purefilthの1stフルアルバム。ブルデスのドロドロ感とデスコアのゴリゴリ感の融合体。完成度の高いハイブリッド系バンドは大好物です。




10. Septicflesh / Codex Omega
ギリシャのAtmospheric/Symphonic Death Metalバンド、Septicfleshの10thフルアルバム。オーケストラの壮大な演出と、エジプシャンな雰囲気作りが素晴らしい濃厚で密度の高い1枚だと思います。


2017年11月11日土曜日

WINTERSUN Japan Tour 2017 @ 心斎橋Soma(11/8) 【感想】

Wintersun初来日!!

ヨーロッパではそこそこ人気なWintersunがついに日本に!ってことでライブに行ってきました。チケットの売れ行きは良くないようで、これが最初で最後の来日の可能性が高いとのこと。そーなったらもう行くしかないでしょう。てかWintersunってそんなに人気ないのか。日本のメロデサーは何してるのやら・・・。

18時20分ごろに心斎橋somaに到着。somaは心斎橋駅から遠いのが欠点、行くだけでしんどい。ちょうどサポートのNo Limited Spiralの演奏が終わるところ。この時点で観客は40人くらいかな。もう一つのサポートバンドClaim The Throneは今回で3度目の来日らしいけど自分は初めてだったのでClaim The Throneの開始には間に合って良かった。




18:50~19:30
Claim The Throne
  1. Fury Entwined
  2. Zephyrus
  3. Through The Rage Of The Storm
  4. Where Night Passed & Sunlight Shone
  5. The World Grows Dull
  6. Spirit Of Fire
  7. On Desolate Plains
オーストラリア産Melodic Death/Folk Metalバンド。今年新譜「On Desolate Plains」をリリースしたばかりのClaim The Throne。全然聴き込んでないけど、曲は勇壮で堅苦しいけどかっこ良かった印象。ライブはまあ地味ではあったけど、ちょくちょく挟んでくる日本語が面白かった。3回目だけあって結構日本語覚えてる様子。新曲たくさんやってくれたしもっと聴き込んでおくべきだったかな。




20:00~21:30
Wintersun

  1. Awaken From The Dark Slumber
  2. Winter Madness
  3. Beyond The Dark Sun
  4. Death And The Healing
  5. Sons Of Winter And Stars
  6. Loneliness
  7. Starchild
  8. Eternal Darkness
Encore:
   9. Time

フィンランド産Symphonic Melodic Death Metalバンド。お目当てのWintersun!
Wintersunとの出会いは、メロデスのおすすめバンドの紹介ページみたいなのに載ってたのを見て、1stアルバム『Wintersun』を聴いてすぐにハマったのを微かに覚えてる。2ndアルバム『Time I』をほとんど聴いてないってのがかなり痛手だけど、『The Forest Seasons』は聴き込んだのでまぁ大丈夫でしょう。
ライブはもうほんと素晴らしかった。Jari(Vo)の歌唱力がとにかく良く、グロウルもハイトーンも安定して出ててすごかった。なによりパフォーマンスが良い!手を広げて叫んだりかなり派手な動きがあって面白いし、歌ってるときはちゃんと観客一人一人を見て盛り上げようとしてるのも良かった。
そして楽器隊のメンバーがこんなにもイケメン揃いだとは思わなかった。Teem(Gt)の見せつけるギタープレイがめちゃくちゃかっこいい・・・容姿もいいからなおさらだわ。割とマジでTeemuになら抱かれたいよね。新メンバーのAsim(Gt)だけパキスタン人なのでとにかく顔が濃い!w  Jukka(Ba)はずっとクールに演奏してた印象。こいつもイケメン羨ま。
セトリは新譜からは春・秋・冬を演奏。いっそのこと夏も演奏して完全再現してほしかったけど無理だったのかな・・。ちょっと中途半端。『Winter Madness』では「ウィンタアアアアアアアァァァァ!!!」できたし、『Death And The Healing』で合唱できたしで満足。『Beyond The Dark Sun』ではちょっとだけモッシュ起こってた。もっと人が多ければなぁ・・・。アンコールで『Time』を演奏して大団円。メンバーみんな観客と握手してファンサービス。自分は戦利品としてAsimから投げられた水をゲット。喉乾いてたから助かるぜ、ありがとうAsim。Kai(Dr)が投げたドラムスティックは指に当たったけどキャッチできず・・・。

後日、Facebookに上がってた集合写真見て観客数えたら60~70くらいしかいねぇ・・・。ちょくちょくいた外国人含めての60~70だからねこれ。キャパ360人のとこに対してこの数はかなり大赤字なのでは。これだと再来日はなさそうか。
今回のWintersunのライブに行けたことを誇りに思います。ありがとうEvokenさん。

2017年10月28日土曜日

LOUD PARK 17 2日目(10/15) 【感想】

ラウパ2日目~。先行物販に行くため早朝5時過ぎに起床。糞ねむい。
目当てはSabaton Tシャツ。7時からならんだんじゃ遅いらしいので、念には念を入れ6時にはSSAに到着するように起床しました。
6時過ぎにSSAの物販列に到着。上には上がいるようで既に30人くらいは並んでる。プレミアムチケットの人数もいれると50番目くらいだったかな。寒い中並ぶのはコミケで鍛えられているので余裕でしたw 8時になって物販開始、無事Sabaton TシャツLサイズを購入。目の前でMサイズが完売してたのでかなり焦った。てか毎年だけど物販の数少なすぎでしょ。毎年毎年学習しないよねラウパは・・・。
あとは入場時間までスタバで時間潰して、オープニング・アクトのCry Venomを観るためすぐに入場。



9:50~10:20
Cry Venom
  1. Prelude
  2. Wolfsbane
  3. Vanquish The Demon
  4. Second Wind
  5. Unchained
  6. Diamond
ロシア&アメリカのPower Metalバンド。全然知らない若手バンド。ビジュアルだけ見るとV系バンドっぽいけど曲は意外としっかりしててまあまあって感じ。でも経験不足からか、曲と曲の間に必ず変な間ができるし、ヴォーカルのMCは全然続かなくてウロウロするだけだし、パフォーマンスは面白くない。ザ・若手バンドって感じでした。




10:30~11:10
Black Earth (Secret Act)
  1. Bury Me An Angel
  2. Dead Inside
  3. Diva Satanica
  4. The Immortal
  5. Beast Of Man
  6. Silverwing
  7. Fields Of Desolation
スウェーデンのMelodic Death MetalバンドArch Enemyの初期再現バンド。去年結成し日本のみでツアーを行ったのが記憶に新しい。Secret Act枠としての出演だけど、結局ラウパ当日まで発表はなかった。自分も当日になってTwitterでSecret ActがBlack Earthだということを知りました。正直半信半疑だったけどマジだったっていうね。どうやらSecret Act扱いにしてくれというのはバンド側からの要請のよう。初めてならともかく、去年来てるんだからシークレットにする意味はあまりないように思えるけど・・・。
ライブは、文句のつけようのない完璧な出来栄え。場数を踏んでるメンバーだけあって、さっきのCry Venomとは大違い。Michael & Christopher Amott兄弟によるツインギターはやはりいいですな。二人のギターパート後のフィストタッチはグッときました。
しかしJohan(Vo)とSharlee(Ba)はなんか前より太った?Johanは太ったというか元々細かったのが普通の体型になったという感じだけど、Sharleeはかなり太ったように思える。体躯がデカいからそう見えただけだろうか・・・。
Secret Act枠は期待してなかっただけにBlack Earthで本当に良かった!Angela GossowのArch Enemyを観たことがないので次はAngela期再現ライブをお願いします。




12:00~12:45
Apocalyptica
  1. Enter Sandman
  2. Master Of Puppets
  3. Fight Fire With Fire
  4. For Whom The Bell Tolls
  5. Orion
  6. Battery
  7. Seek & Destroy
  8. Nothing Else Matters
フィンランドのSymphonic Heavy Metalバンド。メンバーがチェロ4人とドラム1人とヴォーカル1人というすごい構成のチェロメタルバンド。Apocalypticaの曲は1曲も知らなかったけど、現在Metallicaのカヴァー曲でツアー中なので、ラウパでも全曲Metallicaカヴァーのライブでした。ファンからしたらApocalypticaのオリジナル曲が聴きたかったんだろうけどもね。
チェロが4人ということもあってかなりの音圧とハーモニー。弾き方もかなり大袈裟で、ヘドバンしながら弾く様はかなりかっこよかった。本家の有名曲『Master Of Puppets』『Battery』等は当然大盛り上がり。この盛り上がり見ちゃうと本家Metallicaが観たくなってくるな~。チェロとか聴いたことなかったからなかなか面白いライブだった。




13:50~14:40
Devin Townsend Project
  1. Reloice
  2. Stormbending
  3. Failure
  4. Deadhead
  5. March Of The Poozers
  6. Kingdom
  7. Higher
カナダのProgressive Metal/Rockバンド。初DTP!前方エリア真ん中あたりでゆったり鑑賞。
DTPは『Deconstruction』で初めて知り、最初の印象は面白いプログレバンドだな~という感じ。ライブはとにかく幻想的。Devin Townsend(Vo/Gt)の歌唱力も演奏力も高いし、ライティング演出も音も良いしで素晴らしいライブだった。
DTPのライブがこんなに良いとは・・・。セトリ的には『Deconstruction』から何か聴きたかったけどしょうがないか。こうなると単独公演が観たいな。




15:40~16:30
Cradle Of Filth
  1. Gilded Cunt
  2. Beneath The Howling Stars
  3. Heartbreak And Seance
  4. Blackest Magick In Practice
  5. Nymphetamine
  6. Dusk And Her Embrace
  7. Born In A Burial Gown
  8. Her Ghost In The Fog
イギリスのExtreme Gothic Metalバンド。初Cradle Of Filth!DTPの余韻に浸りながら前方エリア内で待機。自分はCradle Of Filthを観に来たというかDani Filth(Vo)を観に来たという感じ。
Daniだけ鎧みたいな衣装で登場。他メンバーよりかなり小柄な印象。なにより楽しみだったのはDaniの「ッアアアアァァァァァァァァァァァァァァ!!!」という超音波スクリーム。You Tubeとかの動画で見る限りはあんまり声出てなさそうだなーと思ってたので生ではいかがなものかと思ってましたが・・・生でも音源に負けない超音波スクリーム!ッアアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!
マイクを口からかなり離してるのにすごい音量とクリアで耳をつんざくような高音ボイス。まんま音源で聴いてるものだった。ダミ声混じりのスクリームも使い分けてて良かった。あんな高い声どうやって出してるのやら・・・。1番好きな曲『Desire In Violent Overture』はなし、残念。途中ウトウトしてしまったけどDaniのスクリームが聴けたので満足なんだけど、新譜『Cryptoriana - The Seductiveness Of Decay』をリリーズしてから1発目がこのラウパなのでどれだけ新曲を披露するか楽しみにしてたけど『Heartbreak And Seance』1曲だけという。『Achingly Beautiful』楽しみにしてたんだが・・・来年の5月に単独公演やるからそっちに行けということなんだろうか。単独公演どうしようかな....




16:35~17:25
Meshuggah
  1. Clockworks
  2. Born In Dissonance
  3. Do Not Look Down
  4. The Hurt That Finds You First
  5. Violent Sleep Of Reason
  6. Bleed
  7. Demiurge
スウェーデンのTechnical Post-Thrash/Death/Groove Metalバンド。初Meshuggah!!! 今年のラウパのデカイ目当ての一つMeshuggah。ずっと観たいと思ってたバンドがやっと観れる!けど単独公演がないのが残念 (Gene Simmonsとかどうでもいいバンドの単独公演ばっかり設けやがって・・・)。Cradle Of Filth終わりなうえに、後にSabatonも控えているので前方エリア後方でまったり鑑賞。
開演と共に不気味なセットのステージが照らされ1曲目『Clockworks』から。めっちゃ音がクリアで良いんだけどなにより、ライブの完成度高すぎませんか?これ・・・。再現度半端なさすぎて「これがMeshggahの生ライブ?すごすぎだろ・・・」って感じで最初の方は茫然としてた。『The Hurt That Finds You First』から慣れてきてヘドバンとかしだしたけど、リズムとか分からなさすぎてもう適当、体の勝手な反応に身を任せるだけ。たぶん皆もそうだっただろうし、Meshuggahの曲でリズム合わせろってほうが無理な話。
そして念願の生『Bleed』。Meshuggahとの出会いは、高校生の時に『Bleed』のPVを見せてもらったのが初めて。なんかわかんないけど良いかもと思ってしまって『obZen』をすぐに買いに行ったのが思い出。そんな思い出の曲はやはりライブでも最高でした。狂いない演奏技術と、その曲に合ったライティングの演出が素晴らしい。
Meshuggahは演奏クオリティもすごかったけどJens Kidman(Vo)のMCも面白かった。日本語で「タノシンデル?」とか「ノッテル?」とか予想外すぎて笑ってしまったw あの顔でこんなお茶目なこと言うとか反則だわ。
Meshuggah素晴らしかった・・・。ラウパ終わった後、しばらくMeshuggahのことしか考えられませんでした。それくらい自分の中では強烈で衝撃的なライブだった。マジで単独公演してくれ!頼む!! 今年のラウパのベストアクト決定です




17:30~18:30
Sabaton
  1. Ghost Division
  2. The Art Of War
  3. Blood Of Bannockburn
  4. Swedish Pagans
  5. The Last Stand
  6. Carolus Rex
  7. Sparta
  8. The Lost Battalion
  9. Night Witches
  10. Primo Victoria
  11. Shiroyama
  12. To Hell And Back
スウェーデンのPower Metalバンド。2ヶ月ぶり、4回目のSabaton! 今年のラウパのお目当てバンド2つ目です。Meshuggahが終わる少し前に抜けてきたけど既に大量の人人人!2015年もすごかったけどすっかりSabatonも日本でも大人気バンドになったんだなと実感。ステージには戦車ドラムがセットされており、今年も赤字覚悟で持ってきてくれたことが嬉しい。開演前は前方エリアの一番後ろで待機してたけど、ライブが始まった途端日本の圧縮文化により一気に前の方までいけたw 
1曲目は定番『Ghost Division』、Joakim Brodén(Vo)お馴染みのアームハンマーはやっぱり観てて楽しいね。拳突き上げるのが最高に気持ちいい曲だわ。
一番楽しみだったのはやっぱり『Shiroyama』。「ヨーロッパツアーでは『Sparta』でスパルタ兵のコスプレをして歌ってたから『Shiroyama』では侍のコスプレして歌ったりしそう!」なんて思ってたけど、それはなかった。代わりにAkira Yamaokaというギタリストがゲスト参加。・・・誰?ww 有名な人なのかもしれないけど知らない自分にとってはなんのサプライズでもない。間奏でJoakimが他メンバーにリンチにあう定番演出もありました。
『Primo Victoria』のサビの皆でジャンプするところで一人モッシュしてる空気読めないやっかい糞野郎が背中突き飛ばしてきてウザかった。有名になったのはいいけど変なファン?が増えたのが残念。
締めの『To Hell And Back』で大団円。こっちでは気持ちよくジャンプできました。
やっぱりSabatonのライブは何回観ても楽しい!パフォーマンスもMCも面白いし演出も火柱立ちまくりでド派手でこれぞ漢のライブって感じでいい。今回のラウパで一応The Last Stand Tourが終わりなのかな?新譜の制作に入ってるのかどうかは知らないけど次回作が待ちきれない。今度こそ単独でのライブを期待したいところ。




Sabaton終了後、汗だくだったので席に戻って着替えるためTシャツを脱ごうとすると、
「・・・ビリビリッ!!」と嫌な音が・・・。破れた・・・せっかく朝6時から並んで買ったラウパ限定Sabaton Tシャツがあああああああああああああああああ・・・・。Sabaton終わりでなんでこんなショッキングなことが。確かに他のTシャツよりも薄いからこれ大丈夫か?とは思ってたけどこんなに脆いとはね。しょうがないので飾り決定です。
その後は沈んだ気持ちでGene Simmons BandとMichael Schenker Festを15分だけ鑑賞。Gene Simmons Bandはファンの人達?がステージに上がっててなんかグチャグチャした感じでよく分からない。というか前方エリアガラガラww ベテランだからってトリ手前に配置するのやめたほうがいいよラウパ。ちゃんと人気順にしたらSabatonがトリだろうに。Michael Schenkerはよく知らないけどなんだかカッコ良かったです。でも帰り混むのも嫌だったので15分だけ観て撤退。
これにて2017年LOUD PARK終了!! 今年もなんやかんやで満足な内容だったし行って良かったです。でもやっぱり3ステージがいいかな。3ステージの方がなんかフェス感あるじゃん?観たいバンドが被っちゃうのもフェスならではだしそういうのが欲しいのかも。とりあえず来年も開催お願いします。

2017年10月21日土曜日

LOUD PARK 17 1日目(10/14) 【感想】

LOUD PARK 17 !!!

今年もやっぱりなんやかんやで来てしまった・・・。お金さえあればラインナップがどうであれ来てしまうのがラウパ。メタラーならラウパに行くのが毎年の義務みたいに考えてる自分がいるのが怖いです。
今年は実家からの参戦なので、13日に夜行バスに乗って池袋へ。夜行バスしんどかった・・・もう首とか背中が痛いし、浅い睡眠しか取れないし・・・。
池袋に到着、物販行く予定はないのでマクドで仮眠取ってからさいたま新都心駅に向かう。
9時過ぎくらいにSSAに到着。黒い服の集団を見てラウパに来たんだなって実感がやっと湧いてきた。入場してから知ったけど、いままでのラウパと違うのは前方エリアにプレミアムエリアなるものがあって、例年より前方エリアが狭いという糞使用。ただでさえ柵の仕切りだらけで狭いのにプレミアムエリアとかアホか。結果としてプレミアムエリアは終始ガラガラ。ラウパもWACKENみたいに仕切りなしでいいのにと思ったけど、そうすると逆にガラガラになるのかな?w



9:50~10:20
Aldious
日本のPower Metalことキャバ嬢メタルバンド。座って朝食食いながら鑑賞。メインボーカルの人は綺麗で動きもしなやかで歌うまかったけど、バックボーカルその他が糞下手。学芸会レベルのひどさ。これがプロなのかと驚かされた。




11:15~11:55
Beyond The Black
  1. Lost In Forever
  2. Heaven In Hell
  3. Songs Of Love And Death
  4. Love Me Forever (Motorhead Cover)
  5. Shine And Shade
  6. In The Shadows
  7. Hallelujah
  8. Running To The Edge
ドイツのSymphonic Metalバンド。女性ボーカルのJenniferがとにかく美人で歌がうまい、それだけじゃなく曲も良いんだからAldiousがOAなわけだ。メタルバンド界の中でもJenniferはトップクラスの美しさだからこれからどんどん売れていくんだろうな。Jenniferの綺麗な腋ばっかり観てたけど普通に良いライブだった。




13:50~14:40
Brujeria
  1. Brujerizmo
  2. Colas de rata
  3. La Migra
  4. Hechando chingasos
  5. ¡Viva Presidente Trump!
  6. 666
  7. Ángel de la frontera
  8. Satongo
  9. Desperado
  10. Anti-Castro
  11. Marcha de odio
  12. Revolución
  13. Consejos narcos
  14. La ley de plomo
  15. No aceptan imitaciones
  16. Matando güeros
  17. Marijuana
メキシコのDeath Metal, Grindcoreバンド。WACKENの時は隣ステージから観賞だったので今回はがっつり前方エリアでモッシュに揉まれながら鑑賞。WACKENの時もそうだったけど、Juan(Vo)とSangron(Vo)の会話とかMCはほぼスペイン語で全く何言ってるか分からん!ろくなことは言ってなさそうw
「Fuck'n A Trump」コールとか、日本人女性2人が上げるプラカードに合わせて「Si!, No!」コールとか面白かった。締めは『Marijuana』で、終了時間を過ぎても歌い続けるのでWACKENの時みたいに強制終了かと思いきや、誰も止めないので自分達で頃合いをみて終わらせにいってたのはかわいかった。東京のLock Upの公演も観たかったなぁ。




15:40~16:30
Opeth
  1. Sorceress
  2. Ghost Of Perdition
  3. The Wilde Flowers
  4. In My Time Of Need
  5. Deliverance
スウェーデンのProgressive Death Metal/Rockバンド。疲れてたので隣のステージから観賞。Opethの曲は数曲しか知らないけど、『Ghost Of Perdition』がすごい盛り上がりだったことと、めちゃくちゃ良いライブだったことは分かる。Mikael Åkerfeldt(Vo/Gt)の落ち着いた歌い方やMC、独特の雰囲気や世界観にすごい引き込まれたし、音やライティングも良かった。完成度がすごすぎてポケーッと観ることしかできませんでした。いやーすごいわ。




16:35~17:25
Overkill
  1. Mean, Green, Killing Machine
  2. Rotten To The Core
  3. Electric Rattlesnake
  4. Hello From The Gutter
  5. In Union We Stand
  6. Ironbound
  7. Elimination
  8. Fuck You (The Subhumans Cover)
アメリカのThrash/Groove Metalバンド。2015年のThrash Domination以来2回目。
Blitz(Vo)はやっぱりマイクスタンドの扱いがロックバンドみたいで様になってる。持ち上げたり振り回したりとかっこいい。ソロパート部分では裏にはけていくのも相変わらず。一番動きが活発だったのがThe Skull(Gt)。観客を煽ったりアピールしたり観ていて一番面白い人。
セトリはとても良いと思うし、今年新譜をリリースしたばかりでLOUD PARKに出てくれるのはまぁ嬉しいんだけど、新譜からの披露は1曲だけってどうなの。最低でも2曲はやるだろうと考えてたけど無理だったか。Overkill 50分じゃ短いな、あっという間のライブだった。




18:40~19:50
Emperor
  1. Ye Entrancemperium
  2. Thus Spake The Nightspirit
  3. Enscorcelled By Khaos
  4. The Loss And Curse Of Reverence
  5. The Acclamation Of Bonds
  6. With Strength I Burn
  7. The Wanderer
  8. Curse You All Men!
  9. I Am The Black Wizards
  10. Inno A Satana
ノルウェーのBlack Metalバンド。1stアルバム『In the Nightside Eclipse』再現ライブ以来2回目。今度は2ndアルバム『Anthems To The Welkin At Dusk』完全再現!
LOUD PARKで観るからってことでWACKENではスルーしたEmperor。今回は絶対観るぞ!ってことでド真ん中の全体を見渡せる位置から観賞。周りはEmperor Tシャツだらけ。
EmperorのメンバーIhsahn(Vo/Gt),Samoth(Gt),Trym(Dr)の登場 &1曲目の『Ye Entrancemperium』で開幕からみんな大盛り上がり。Leprousのヴォーカルでもあり、Emperorのライブ限定メンバーでもあるEinar Solberg(Key/Vo)の姿も確認。キーボードの位置が後ろの方にあって暗くて見えづらかったけど、実はEinarが一番ノリノリ。頭だけじゃなくて身体全体で動きまくりで楽しそうだった印象。
アンコールでは『Curse You All Men!』と、『I Am The Black Wizards』からの『Inno A Satana』の鉄板の流れ。勿論ここが最大の盛り上がり。自分も今日一のヘドバンをキメました、たまらん...。
Emperorは前方エリアの後ろの方ガラガラだったみたいだけど、元々ブラックメタルは一部の人にしか受けないからまぁしょうがないかな。Extreme Stageがあればそっちのトリだったろうね。過去の名曲を改めて演奏するのもいいけど、Emperorとしての新譜を出してほしいなぁ。・・・出すわけないか!




20:00~21:30
Slayer
  1. Repentless
  2. The Antichrist
  3. Disciple
  4. Postmortem
  5. Hate Worldwide
  6. War Ensemble
  7. When The Stillness Comes
  8. You Against You
  9. Mandatory Suicide
  10. Fight Till Death
  11. Dead Skin Mask
  12. Born Of Fire
  13. Cast The First Stone
  14. Bloodline
  15. Seasons In The Abyss
  16. Hell Awaits
  17. South Of Heaven
  18. Raining Blood
  19. Chemical Warfare
  20. Angel Of Death
アメリカのThrash Metalバンド。Slayerのライブは去年のSummer Breeze以来、これで3回目かな?
Emperor終わりで疲れたので座って観るかなと思ってたけど、いざ始まってSlayerのあの音を聴くと居ても立っても居られず前方エリアに行くことに。でも時既に遅し、大量の人で前方エリアは入場規制かかってて前方には行けない・・・。Emperor終ってそのまま行けば良かったと後悔。前方エリアに入れなかった熱狂的なファンはブチ切れでセキュリティと揉めてた。どうやら何人かのファンには柵を強行突破されてるみたいでセキュリティの数が結構いた。しかしそのセキュリティ達がなんとも頼りない・・・。チビ&ヒョロ&メガネでいかにも弱そうなセキュリティ達。そりゃ舐められて突破されますわww 屈強なセキュリティはステージ前に配置されてて前方エリア入口が手薄になってるって感じでした。
肝心のライブは・・・トリにふさわしい最高のパフォーマンスだった! 
Tom Araya(Vo/Ba)の貫禄といい安定感といいヤバイ。ここまでセンターが似合う人はいないんじゃないかな。Kerry King(Gt)の一生懸命ヘドバンしてる感じ最高だし、Gary Holt(Gt)の棒立ちヘドバンも大好き。傍から見たらかなりヤバいやつって感じがいい。Paul Bostaph(Dr)のドラミングもすごい心地いい。てか今年のラウパかなり音が良い。
正直今年のラウパのトリがSlayerって発表された時は「またか・・・」とは思ったけど、いざ終わってみると「Slayerで良かった!!」って思っちゃった、それくらい良いライブだっただけに、前方エリアに行けなかったことが悔しい。モッシュ楽しそうだったな~。多少無茶してでも行くべきだったかな。




無事1日目終了。今年の拠点は赤羽のカプセルホテル、ホテルテトラ赤羽ってとこ。自分の他にも結構メタラーがいたので安心。大浴場があるって書いてあったけど、実際あるのは「大」にはほど遠いかなり狭い小浴場だった。それ以外はとても快適で良かったから、次からもここを拠点にしそう。

2017年10月7日土曜日

おすすめメタルアルバム 10選 【2017年8月編】

自分が良かったと思う今月発売されたアルバムを10枚に厳選して簡単に紹介。
だいぶ遅くなったけどなんとか選出。今月は良いと思うのが10枚もなかったので結構迷った。無理くりだけどとりあえず紹介。



1. Abhorrent DecimationThe Pardoner
イギリスのDeath Metalバンド、Abhorrent Decimationの2ndフルアルバム。図太いゴリゴリのデスメタルサウンドに、Melodic/Groove/Grindcoreの要素が少しずつ加わってバランス良い曲が揃ってると思う。




2. Crimfall / Amain
フィンランドのSymphonic Power/Viking/Folk Metalバンド、Crimfallの3rdフルアルバム。全編通してオーケストラチックで壮大な雰囲気が好み。Female & Maleボーカルの掛け合いや漢臭いコーラスなんかもグッド。




3. Der Weg Einer FreiheitFinisterre
ドイツのBlack Metalバンド、Der Weg Einer Freiheitの4thフルアルバム。儚げなメロディのブラックメタルってなんでこんなに良いんだろうか。メロディがとにかく秀逸で素晴らしい。




4. Die Apokalyptischen ReiterDer Rote Reiter
ドイツのHeavy Metalバンド、Die Apokalyptischen Reiterの10thフルアルバム。初期の頃はフォークメタル要素もあったみたいだけど、今作は王道ヘヴィメタル/ロック路線。メロディも面白いし、全編聴きなれないドイツ語で歌ってるので新鮮な感じで逆にそれがいい。かなりおすすめ。




5. The HauntedStrength In Numbers
スウェーデンのMelodic Death/Groove Metalバンド、The Hauntedの9thフルアルバム。個人的に神盤だった前作よりスピードが落ちたのが残念。それでもかっこいいグルーヴィーな曲は健在で、そこはThe Hauntedクオリティ。




6. LeprousMalina
ノルウェーのProgressive Metal/Rockバンド、Leprousの5thフルアルバム。なんというかセンスの塊って感じ。前衛的な展開と構成、なによりボーカルの声が美しい。




7. NYNEntropy: Of Chaos And Salt
アメリカのTechnical/Progressive Death Metalバンド、NYNの2ndフルアルバム。テクデスとドリムシ的キーボードの融合。プログレ色強めでなかなかにカオスなアルバム。




8. Paradise Lost / Medusa
イギリスのDoom/Gothic Metalバンド、Paradise Lostの15thフルアルバム。ドゥーミーで重く暗いギターサウンドが好み。たまには気が滅入るような音楽もいい。




9. Thy Art Is MurderDear Desolation
オーストラリアのDeathcoreバンド、Thy Art Is Murderの4thフルアルバム。前半の疾走感とブレイクダウンのかっこよさは異常。後半少しだれるのが残念だけどとても良いデスコアアルバムだと思う。




10. XanthochroidOf Erthe And Axen Act I
アメリカのEpic/Melodic Black Metalバンド、Xanthochroidの2ndフルアルバム。二部作アルバムの一部目。ブラックメタルだけど悪魔とか地獄とか邪悪な内容ではなく、クリーンボイスを多用した自然的な内容で聴きやすい。シネマティック・ブラックとも言われるのが納得の壮大でシンフォニックな出来栄え。女性ヴォーカルがゲーム「ニーア・レプリカント」のサントラっぽいのも自分好み。