今日も10時ごろに起床。外は晴れ!これは幸先がいい。3日目には観たいバンドがたくさんいるので雨はマジで困る。今年のWACKENは前夜祭含めて4日間あって一番雨が少なかったのが今日最終日なので運が良かった。
12:00~13:00
Rage
- Don't Fear The Winter
- Great Old Ones
- Spirit Of The Night
- Blackened Karma
- End Of All Days
- Straight To Hell
- Black In Mind
- Season Of The Black
- My Way
- Higher Than The Sky / Holy Diver
ドイツのHeavy/Power Metalバンド。セトリは確かこんな感じ。去年のLOUD PARK以来3回目。よく日本に来るので観なくてもいいかなと思ったけど、新譜『Seasons Of The Black』が出たばかりだったので昼食を食べながら観ることに。セトリはかなり好みで良かった。締めはいつものHoly Diverを中に混ぜ込んだ『Higher Than The Sky』。大合唱になるかと思ってたけどそうでもなかった。日本のラウパの時の方が遥かにすごかったです。ドイツの人はもう見飽きてるのかな?w
Rageは来年2018年の来日公演が決まったみたいだけど、前座にもしAlmanacが付いたら行くかな。オーケストラライブも観たいな。
13:45~14:30
Twilight Force
- Battle Of Arcane Might
- To The Stars
- Riders Of The Dawn
- Enchanted Dragon Of Wisdom
- Powerwind
- Flight Of The Sapphire Dragon
- Gates Of Glory
- The Power Of The Ancient Force
スウェーデンのSymphonic Power Metalバンド。Rageのライブ後トイレ行ってすぐにW.E.T. Stageに来たけど既に大量の人で埋め尽くされてる。元々Twilight Forceのライブ時間は30分だったのが、要望が多かったからか45分に拡大したし、ドイツでもTwilight Forceはかなり人気な様子。若手バンドでこれはすごいのでは。ライブ開幕からすごい歓声。あと皆携帯構えてる。しかし始まってみると、あっという間の45分で楽しいライブでした。Lynd(Gt)とAerendir(Gt)の動きがシンクロしまくりだったり、左右でBlackwald(Key)の派閥とChrileon(Vo)の派閥に分かれて声量対決とか楽しかった。Borne(Ba)が地味だったかな、衣装は決して地味ではないんだけど他と比べるとどうもねw 残念だった点が一つ、それはChrileon(Vo)が高い声が出せないからか高いところはトーンを落として歌ってたこと。こればっかりは少し違和感が・・・。そこはEvoken Festでも期待できないかな。
何はともあれ楽しかったので良し!9月のEvoken Festで間近で観るのが楽しみ!
14:30~15:45
Max & Iggor Cavalera Return To Roots
元SepulturaのIgorとMax Cavalera兄弟による『Roots』完全再現ツアー。Twilight Force終わりに観に行くと『Roots Bloody Roots』の演奏中で大盛り上がり。ブラジル独特の打楽器を使ってて楽しげ。ライブメンバーMax(Vo)以外全員ツルっぱげなのが面白かった。締めにもう一発『Roots Bloody Roots』を演奏して終了。今のSepulturaはアレなので、いいものCavalera兄弟を観れて良かった。
16:00~17:15
Heaven Shall Burn
- The Loss Of Fury
- Bring The War Home
- Voice Of The Voiceless
- Land Of The Upright Ones
- Forlorn Skies
- Corium
- Combat
- Passage Of The Crane
- Downshifter
- The Omen
- Hunters Will Be Hunted
- Counterweight
- Awoken
- Endzeit
- Godiva
- Black Tears (Edge Of Sanity Cover)
ドイツのMelodic Death Metal,Metalcoreバンド。初HSBです。セットが何をイメージしてるのか分からないけどなんだか豪勢。前方の方で観てたけど、すぐ後ろのデカいモッシュサークルはずっとあったな。HSBにモッシュしない曲はない説あるな。あとWall of Deathも頻繁に炸裂してた。泥沼の中よくできるなと思いました。締めの『Black Tears』では、スペシャルゲストでEdge Of SanityのDan Swanö(Vo)が登場。良い声だったけど、歌い終わったらすぐはけていったな。一部では『Valhalla』コール起こってたけど今年はなし。うーん残念。Marcus(Vo)はいつもの赤いシャツを着て動きまくり。曲に合わせて火柱も大量に上がっててすごい迫力。残念だったのはギタープレイが雑だったこと。
足を怪我してなくて地面が泥沼じゃなかったらモッシュがしたかった、そんなライブでした。ライブもセトリも素晴らしかっただけに地面の泥が憎い。またどこかの機会で観たい・・・ラウパしかないだろ!
17:30~18:45
Powerwolf
- Blessed & Possessed
- Army Of The Night
- Coleus Sanctus
- Amen & Attack
- Dead Boys Don't Cry
- Sacred & Wild
- Armata Strigoi
- Let There Be Night
- Resurrection By Erection
- Werewolves Of Armnia
- All We Need Is Blood
- Sanctified With Dynamite
- We Drink Your Blood
ドイツのPower Metalバンド。念願のPowerwolf!!! この日をどれだけ待ったことか!今回のWACKEN O.A. 2017の一番のお目当てバンドです。『Blood Of The Saints』でハマってから来日を強く所望してたバンド。HSB終わりだったので隣のステージは既に人だらけ。だけどPowerwolfはどうしても近くでみたいので容赦なくドイツ人共を掻き分けてなんとか前の方のド真ん中を陣取りました。地面はまぁ泥沼だけど天気は快晴なのでコンディションは良い方。教会のようなステージセットが出来上がってます。
ライブは1曲目からテンションMAX。皆合唱してたしサーファーも来まくり。モッシュも近くで起こってたけどモッシュはせず。やっぱ初めて観るバンドはじっくり観て目に焼き付けたいよね。日本に来たことがないアーティストならなおさら。
Attila(Vo)はふくよかな見た目からか本物の神父のようだけど、歌声はパワフルで威勢のいい声が素晴らしかった。体型が体型なので軽快な動きは見られず。Roel(Ds)はドラムで音頭を取って観客をよく煽ってた。そしてGreywolf兄弟によるツインギター。合わせ鏡のようにパフォーマンスが一緒だったのがカッコいいし面白く、ソロの再現度も高くて良かった。MVPはやはりFalk(Key)。Falkは自分のパートがない時はステージ上動き回っては観客煽ったり、祈りのポーズを取ったりしててとにかくおちゃめww。Falkがマイクを取ってMCとかして盛り上げる場面も数回あってかなり積極的なイメージでした。後で写真見て気が付いたけどキーボードが左右に2つ設置されてた、音が違うのかな。ドイツのバンドなのでMCも当然ドイツ語で何言ってるかはさっぱり。
セトリも最高で楽しすぎた1時間15分だった。いつの日か日本でも観れるのを楽しみにしてます。
19:30~20:15
Wolfheart
フィンランドのMelodic Death Metalバンド。2015年のLOUD & METAL ATTACK以来2回目。今年出した新譜『Tyhjyys』が良かったので楽しみにしてました。
ギターとベースの長髪組は髪をグルングルン回しててかっこよかった。途中で、前夜祭に出演したFrom The Voidのヴォーカルの人がゲスト出演。鹿の角が生えててビジュアルは面白い。はけてからもステージ横でジッとWolfheartを見守ってたのがすごいシュールだったw。新譜からは確か『Boneyard』『World On Fire』の2曲だけだったのが寂しい。
ライブ中に、モッシュしないか?と誘われたけど自分の中でWolfheartはモッシュせずにじっくり観るバンドなのでお断り。日の下でのライブで、Wolfheartの雰囲気には合ってなかったのも残念。W:E:TかHeadbanger Stageなら良かったのに。次は大きいステージで観たいかな。
20:30~21:45
Amon Amarth
- The Pursuit Of Vikings
- As Loke Falls
- First Kill
- The Way Of Vikings
- Cry Of The Black Birds
- Deceiver Of The Gods
- Father Of The Wolf
- Death In Fire
- War Of The Gods
- Raise Your Horns
- A Dream That Cannot Be
- Guardians Of Asgaard
- Twilight Of The Thunder God
スウェーデンのMelodic Death/Viking Metalバンド。初Amon Amarth!!! Wolfheart終了後、急いでFASTER Stageへ行くも大量の人ゴミ!諦めて後方からじっくり観ようかとも考えたけどせっかくWACKENまで来てるのにそれはもったいないだろうと自分を言い聞かせて前方エリアに突撃。まあまあ近い位置にまで行けた自分を褒めてやりたい。けれども行き着いたところはモッシュ地帯だったようでライブ開始から揉まれまくり。あとサーフの数が半端じゃない。ライブ中ずーーっとサーファーが流れてきててろくにライブも観れないマジで。
『The Way Of Vikings』は荘厳で勇ましく、『Death In Fire』は曲名通り火柱上がりまくりで迫力満点。『War Of The Gods』はただただかっこいい大好きな曲、『Raise Your Horns』では皆で乾杯したけどJohan(Vo)のホーンがめっちゃでかいくて鋭利で飲みづらそう。あんなデカいの欲しいな。『A Dream That Cannot Be』ではスペシャルゲストでDoro婆が登場。魔女のような独特の歌声良かったです。締めと言えば『Twilight Of The Thunder God』。一番の盛り上がりでサーフ・モッシュ起こりまくりでもうカオス。Johan(Vo)が『Twilight Of The Thunder God』のジャケに写ってるリヴァイアサンみたいなのと斧で戦ってたのがかわいかったw。最後の曲だったので力ふり絞って大いに歌いました。ビールの売り子がサーフで流れて来たり、ゴミ箱が邪魔だったのでゴミ箱を持ち上げてサーフしたりも楽しかったな。
今回のライブで改めてAmon Amarthというアーティストやヴァイキングに惚れ直しました。とにかくかっこよすぎた。興奮しっぱなし&もみくちゃでAmon Amarthのライブが一番疲れました。WACKENで唯一汗だくになったライブ。しんどかった...。
23:00~24:00
Omnium Gatherum
- Luoto
- The Pit
- Skyline
- Ego
- New Dynamic
- Frontiers
- The Unknowing
- Nail
- New World Shadows
- Storm Front
フィンランドのMelodic Death Metalバンド。去年のSummer Breeze以来3回目。一番好きなメロデスバンドOmnium Gatherumことオムギャザ。周りは暗くなってていい感じ。いつも通りJukka(Vo)が最後に登場し、オムギャザ特有の両手を内側に向けたメイロックサインをきめてくる。相変わらず体をくねくねしたり内股になったり独特の歌い方。これで歌が安定してるからすごい。Markus(Gt)のギターはやっぱりうまいし弾き方かっこいい。他の楽器隊もヘドバンしまくりで一体感が素晴らしかった。
セトリは大好きな曲のオンパレード。Summer Breezeで観たときよりも良かった。オムギャザのライブは飽きないな~。
24:15~25:30
Kreator
- Hordes Of Chaos
- Phobia
- Satan Is Real
- Gods Of Violence
- People Of The Lie
- Total Death
- Phantom Antichrist
- Fallen Brother
- Enemy Of God
- From Flood Into Fire
- World War Now
- Hail To The Hordes
- Civilization Collapse
- Violent Revolution
- Pleasure To Kill
ドイツのThrash Metalバンド。LOUD PARK 2014以来かな?オムギャザ終ってFASTER Stage向かう途中でトリのAvantasiaが終わったようで花火が上がってた。前方まで行く体力がないので真ん中あたりから観賞。ステージセットが豪華だったな。小さいモニターがいくつも付いてて、『Fallen Brother』ではレミーをはじめとするメタル関係の故人達の画像が映し出されてまさに追悼のよう。Kreatorのライブ中、小雨だけど雨が降ったりやんだりだし何より寒い。Enemy Of Godまで観て撤退。9月のライブを楽しみにしとこう。
26:15~27:00
Lords Of Black
スペインのHeavy Metalバンド。Kreator後にHeadbanger Stageに来ると
Soilworkが今まさに最後の曲『Stabbing The Drama』を演奏しようというところ。相変わらず楽器隊はヘタ、そしてBjörn(Vo)は歌うますぎww。Soilworkはこのバランスがいいのか?
Soilwork後いっきに人が減って最前列余裕の確保。ここから隣ステージの
Fit For An Autopsyを観賞。1曲も知らないけどかなりの音圧で迫力あるパフォーマンスだった。
そしてWACKEN2017のラストアクトとなるLords Of Black。観客は少なめ、皆もうテント帰ったのか?Ronnie Romero(Vo)が若々しいせいか、両脇の楽器隊がすごい老けてみえる。この老け具合だけみるとベテランバンドみたいだった。ライブの盛り上がりはまあまあだったけどフェスの締めとしては弱い気がしました。でも聴きたかった『Lords Of Black』や『Nothing Left To Fear』『Merciless』の演奏が観れたので満足。
終ってしまったWACKEN Open Air 2017。途中足を怪我したり泥のすごさで不安だったけどなんとかなった。もし次WACKENに来ることがあれば長靴と医療系アイテムを必ず持ってこようと思います。というか泥対策マジでやってくれ!
真っ暗のなかテントに帰宅。WACKEN終ってみんな騒いでるかと思ったけど結構寝てた。