2017年9月30日土曜日

KORPIKLAANI & FIDDLER'S GREEN Japan Tour 2017 @ 梅田amHALL(9/16) 【感想】

酒メタルことKORPIKLAANIのライブに行ってきました!
帯同するFiddler's GreenもWaltariも知らなかったけど、今回のコルピの単独?公演逃したらもう観れないかもと思ったので行くことに。
17時頃に会場付近に到着。なにやら大量のロストバゲージに巻き込まれたらしく代替の楽器が届くのが遅れており開場・開演も遅れてるとのこと。そのせいで一部セットリストも変更してるとか。よりによって珍しい楽器をたくさん使うフォークバンドでロストバゲージになるとは・・・Evokenさんも運が悪い。
50分ほど遅れたものの無事開演!




17:50~18:30
Waltari
フィンランドのProgressive Metal/Rockバンド。今回まで全く知らなかったバンドだけど結構活動期間長くてビックリ。ヴォーカルが赤髪ですごい派手。初めて曲を聴いたけど、とにかくめちゃくちゃエレクトロ。ダンスミュージックみたいなノリで正直自分は全く受け付けなかった・・・。メタラーらしい格好だったKimmoっていうギターの人のグロウルは良かった。




18:50~20:00
Fiddler's Green

ドイツのFolk/Irish Punk Rockバンド。Fiddler's Greenは結構海外のメタルフェスとか出てるからKorpiklaaniとの組み合わせはそこまで異色ではない。PunkとかSum 41しか聴いたことないからどんなライブになるか楽しみでした。
メインヴォーカルは2人体制で厚みがあって良かった。特にPatrickって人の声がダミ越え混じりでなかなかに好み。バンド名にもなってる楽器Fiddleの姿も確認。演奏中どれがFiddleの音か全然分からなかったけどとりあえず演奏してることが分かればよしw。
ライブ中サーフしてたやつが勝手にステージに上がってったけど、あれは良いのかね。まぁすぐにステージからそそくさと降りてったけど。大阪のFiddler's Greenのライブ中にサーフしてたやつのせいで怪我した人がいたみたいなのでやめてほしいですね。足が顔に当たると痛いのなんの。個人的にサーフするやつは皆嫌いなのでライブには二度と来るな死ね!
You Tubeで軽く予習しただけだったけどまあまあ楽しめた。Fiddler's Green目当てのお客さんが結構いたようで、日本でのFiddler's Greenの人気あなどってたな。想像以上の盛り上がりでした。




20:35~22:15
Korpiklaani
  1. Viinamäen mies
  2. Pilli on pajusta tehty
  3. Tuonelan tuvilla
  4. Lempo
  5. Erämaan Ärjyt
  6. Ruumiinmultaa
  7. Petoeläimen kuola
  8. Sumussa hämärän aamun
  9. Ievan polkka
  10. Vaarinpolkka
  11. Metsämies
  12. Kipumylly
  13. Rauta
  14. Tervaskanto
  15. Kultanainen
  16. Kantaiso
  17. Ämmänhauta
  18. Sahti
  19. Crows Bring The Spring
  20. Vodka
  21. Beer Beer
フィンランドのFolk Metalバンド。去年のSummer Breeze以来2回目、今回のお目当て!
FG目当てだった人達が後ろに退いたので自分は前方に移動。間近に見れる機会はそうないだろうし。
Korpiklaaniのメンバーはみんな個性的でオシャレなので一発でフォークバンドだとわかるのが面白い。Jonne(Vo)のトレードマークである長いドレッドヘアー。Jarkko(Ba)はやはりたくましい白鬚。Cane(Gt)はハットが、Sami(Accordion)は後頭部のポニーテールがオシャレ。1曲目から健全に体をぶつけあうモッシュが発生。エクストリーム系とはまた違う優しい踊り混じりのモッシュ。
Jonneが「2007年の初来日ライブ来た人どれくらいいるの?」って聞いてたけど手を上げたりした人はゼロ!マジかよw。Jonneも「いないの!?w」って感じで驚いてた。その頃いたメタラーはもう卒業しちゃったってのが多いんじゃなかろうか。
ライブ中一番楽しそうに演奏してたのはSami。常に笑顔って顔してて良かった。対照的に無表情だったのがJarkko。そんなに無表情だと、Jarkkoがもうドワーフにしか見えない。
前半は勢いはあって良かったが、セットリストが微妙なせいでライブ中盤の盛り上がりはいまいち。後半は『Sahti』で少し盛り返したかなって感じ。単独ライブならではのヴァイオリンソロとか観れたのは確かに面白かったけどやはり曲が聴きたいところ。しかし、Kopiklaaniにはアンコールの定番『Vodka』~『Beer Beer』という黄金の流れがある!案の定今日一の盛り上がりで最高でしたわ。それまでの盛り下がりはなんなんだってくらいの爆発力。おかわりで『Tequila』とかしないかな~と思ったけどさすがにそれはないか。
比べるのもアレだけど総合的にみるとFiddler's Greenの方が盛り上がってたかな。Korpiklaaniはセトリが足を引っ張った感じ。なんでこんなセトリにしたかは知らないけど『Hunting Song』とか『Juodaan Viinaa』とか『Happy Little Boozer』あたりの盛り上がる曲が聴きたかったぞ。

ビールの売り切れはなし。ちなみにドリンクチケットではカシスオレンジを飲みました。この日だけはビールいこうかとも思ったけどやっぱビールは無理だわ・・・味がね・・・

2017年9月20日水曜日

KREATOR Japan Tour 2017 @ 梅田TRAD(9/15) 【感想】

今年リリースした新譜を携えてKeatorが来日!しかもゲストにVaderも帯同という超豪華おまけ付!
平日なので仕事終わりに向かい開演15分前に到着。梅田TRAD初めてたったけど広くて見やすいしいいね。埋まり具合は6~7割くらいで思ってたより少なかったのが悲しい。大阪といえどこんなものか。





19:00~19:40
Vader
  1. Wings
  2. Triumph Of Death
  3. Reborn In Flames
  4. Prayer To The God Of War
  5. Silent Empire
  6. Sothis
  7. Dark Age
  8. Come And See My Sacrifice
  9. Carnal
  10. Send Me Back To Hell
  11. Raining Blood (Slayer Cover)
ポーランドのDeath Metalバンド。去年の単独公演以来3回目。
Petor(Vo/Gt)はどこかフレンドリー&チャーミングで愛嬌がある。Hal(Ba)は相変わらず演奏中無表情だけどやっぱりかっこいいし扇風機ヘドバンが様になる。メタルバンドのベースはイケメンが多い気がする。
モッシュも当然発生。Kreatorが後に控えてるのに皆元気だなーなんて思いながら眺めてた。
前回のライブよりも良かったのは最後の『Raining Blood』。まさかこれを最後にやるなんて思ってなかったからか今日一の盛り上がりに。本家Slayerがやるように、Vaderも皆ドラムの方を向いて溜めに溜めてからの『Raining Blood』。Kreatorに体力を残しとくためにモッシュとかは参加しなかったけど『Raining Blood』は想定外、無理。もう体が勝手に動いちゃってモッシュしちゃいましたわ。
セトリは全体的に良いんだけど『Send Me Back To Hell』はどうなんだろうね。あまり好きな曲じゃないし、新譜からもっと他にやってほしい曲あるのにな~って感じ。
とりあえずKreator前に体が芯まで温ったる良いライブでした。




20:05~21:35
Kreator
  1. Hordes Of Chaos
  2. Phobia
  3. Satan Is Real
  4. Gods Of Violence
  5. People Of The Lie
  6. Total Death
  7. Phantom Antichrist
  8. Fallen Brother
  9. Enemy Of God
  10. From Flood Into Fire
  11. World War Now
  12. Hail To The Hordes
  13. Extreme Aggression
  14. Civilization Collapse
  15. Violent Revolution
  16. Pleasure To Kill
ドイツのThrash Metalバンド。WACKEN 2017以来1か月ぶり3回目。
今回のライブで楽しみだったのは新譜の曲披露もあるけどやっぱり間近で観れること。今まで大型フェスでしか観ることができなかったので、待ちに待った単独公演でした。自分はモッシュが起こるであろう場所の少し前。ここならモッシュにも参加できるし近くでじっくり観ることができる最高の場所。というかどのライブもだいたいこの場所。
案の定、1曲目からモッシュ発生。でも1曲目はじっくり鑑賞。Mille(Vo/Gt)は、ツアー疲れを感じさせない素晴らしい安定した歌声、Ventor(Dr)は力強いドラミング、Samiは若々しいがSpeesy(Ba)はすごい老けているということに気が付けた。
新曲だと『Gods Of Violence』と『Fallen Brother』がかなり盛り上がってた印象。
ライブ後半はじっくり鑑賞。もう足がね・・・。モッシュしてる人ってだいたい同じ人だけど本当元気だわ。イカれてるww。
『Enemy Of God』では当然Wall of Deathが形成。Milleも左右を煽ってきてテンションMAX。東京ほど大きなものじゃないけど、小ぶりながら楽しいWoDだった。
モッシュしてるやつで唯一ウザかったのがリュック背負ってモッシュしてるやつ。リュックぐらいロッカー預けてこい邪魔くさい。
今回のライブは尋常じゃないほど疲れた。平日だし仕事終わってからのVader&Kreatorはやはりキツかった。翌日が休日で本当良かった。でも記憶に残る楽しいライブでした。



終演後帰るため外出たらKorpiklaani一行がタバコを吸ってるではありませんか!その時はライブ会場の下見かな?なんて思ってたけどどうやら違うようで、普通に友人としてKreatorのライブを観に来てたようです。Vader、Kreator、Korpiklaaniのトリプル攻撃とは恐るべし。

2017年9月7日木曜日

Evoken Fest 2017 @ 江坂MUSE(9/3) 【感想】

6組中5組が初来日という素晴らしいEvoken Festに行ってきました。会場となる江坂MUSEってとこは初めて来た。というか梅田より北に来たのも初めて。ライブ会場は地下かと思ってたけどクアトロと同じで上階だった。駅からすぐだし、中は広々としててステージも高くて良い箱ですね。開演時間通りスタート!




16:00~16:30
Temperance
  1. Oblivion
  2. Hero
  3. Mr. White
  4. Me, Myself & I
  5. Deja Vu
イタリアのMelodic Heavy Metalバンド。今回のEvoken Festで初めて知ったバンド。女性ヴォーカルは歌声はとてもきれいで良かったし、ギターの人はピョンピョン跳ねまくりでライブ慣れしてる感じ。曲はメロディックだけど、思ってたよりパワフルなパフォーマンスで結構印象に残った。女性ヴォーカルのおっぱいばっかり見てたのは内緒。




16:50~17:20
Power Quest
  1. Wings Of Forever
  2. Face The Raven
  3. Kings And Glory
  4. Temple Of Fire
  5. Far Away
イギリスのMelodic Power Metalバンド。1曲目からクサさ爆発!Temperanceもまあクサかったけど、それとは比べものにならないくらいクサい!新曲『Kings And Glory』も披露。メロディックで聴きやすく、新譜はちょっと期待できそうな予感。そしてやっぱりPower Questといえば『Far Away』。最高にクサく、最高に盛り上がった!締めにふさわしい曲。新ヴォーカルがめっちゃ歌うまいし、観客めちゃくちゃ煽るし、サービス精神旺盛で最高だった。
現在オリジナルメンバーはSteve(Key)のみ、メンバーが安定しないPower Questですが、久々に新譜も出すみたいだしこのメンバーでずっと続けてほしいところ...。5曲だけっていうのが残念、もっと観たかったです。




17:35~18:20
Cellador
  1. Sole Survivors
  2. Break Heresy
  3. Shadowfold
  4. Wake Up The Tyrant
  5. Shimmering Status
  6. This Means War
  7. Seen Through Time
  8. Leaving All Behind
アメリカのPower Metalバンド。今年11年振りのフルレンスアルバムをリリースしたCellador。11年てww。LOUD PARK 07で初来日してたそうですが、行ってないので今回が初Cellador。
メンバーがのそのそ登場。キーボードが赤髪でめっちゃ派手。そしてChris(Vo/Gt)の腕がめっちゃ太い。オリジナルメンバーのChris(Vo/Gt)以外はかなり若い印象。後で調べたらギターの人二十歳だし。パフォーマンスとしてはかなり地味だった。演奏するだけで精一杯という感じがひしひしと伝わってきました。二十歳のギターの子だけは余裕なようで、Chrisにちょっかい出したりしてた。
ライブ後半で機材トラブルがあり5分ほど中断したものの、その間二十歳ギターとキーボードがセッションして場を盛り上げてたのはとても良かった。機転の利くいいメンバーだと思いました。ベースだけなんにもせず最後まで地味だった。
セトリは新譜からがほとんどだったけど、新譜しか持ってないので自分としては良いセトリでした。




18:40~19:25
Derdian
  1. Human Reset
  2. In Everything
  3. Burn
  4. I Don't Wanna Die
  5. Kingdom Of Your Heart
  6. Battleplan
  7. Write Your Epitaph
  8. The Hunter
イタリアのPower Metalバンド。現在ヴォーカルが不在のDerdian。前ヴォーカルのIvanを迎えての初来日ライブ。何故ヴォーカル不在なのに日本に来ようと思ったのか謎だけど、Ivan(Vo)の歌いっぷりがとてもパワフルで良かった。腰にナルトの小さいフィギュアが付いてたんだけどなんだったんだろうかw。
Derdianは数曲しか知らないけど、最高にクサくて大好きな『Burn』が聴けたので満足。




19:45~20:35
Twilight Force
  1. Battle Of Arcane Might
  2. To The Stars
  3. Enchanted Dragon Of Wisdom
  4. Riders Of The Dawn
  5. Flight Of The Sapphire Dragon
  6. There And Black Again
  7. Gates Of Glory
  8. The Power Of The Ancient Force
スウェーデンのSymphonic Power Metalバンド。WACKEN 2017以来2回目。WACKENでは遠くから観たので、今回は近くからということで2、3列目ぐらいから観賞。近くから見ることで、こういう衣装を着てたのか!と少し感動。Chrileon(Vo)は、やっぱりトーンを落として歌うところもあるけれど、WACKENの時よりは高い声が出てる場面が多くて良かった。
WACKENでもやった、左半分がChrileon派閥、右半分をBlackwald(Key)派閥に分かれて声量対決。Chrileon勢の声量がすごかった時のBlackwaldの反応がいちいち面白すぎるww。というかBlackwaldすごい良い声だし、魔法使い感がすごいあってかっこいい。De'Azsh(Dr)はフードをずっぽり被っててよくドラム叩けるなと感心。Aerendir(Gt)とLynd(Gt)は、腰を落としてゆらゆら揺れながら演奏してる姿が印象的。Borneは地味だけど顔がかわいいよね。決してホモではないよ?
セトリはWACKENの時とほぼ同じだったけど、今回は『Gates Of Glory』でしっかりシャキーン!をキメました。
Twilight Forceは世界観がしっかりしてて現実離れするにぴったり。しっかりトワイライトキングダムの世界に引き込まれた最高のライブだった。早く新譜をリリースして、また来日してくれ!




21:05~22:25
Freedom Call
  1. Tears Of Babylon
  2. United Aliance
  3. Union Of The Strong
  4. Freedom Call
  5. Hammer Of The Gods
  6. Masters Of Light
  7. The Quest
  8. Carry On
  9. Metal Is For Everyone
  10. Power & Glory
  11. Warriors
  12. Land Of Light
ドイツのPower Metalバンド。まさかの初来日!てっきり何回も来てるもんだと思ってた。『Metal Is For Everyone』のイントロが流れる中メンバー登場。1曲目は『Metal Is For Everyone』と思わせてからの『Tears Of Babylon』。1曲目から大合唱でかなりの盛り上がり。やっぱりFreedom Callの来日を切望してた人はたくさんいたんだな。
途中のMCでは、Evoken Festに出演した各バンドやそれに関わるスタッフ一人づつを讃えるという、クサいけどトリらしい行いはまさに王者の風格。Chris(Vo/Gt)は観客にカメラを向けられると笑顔になったりしてサービスたっぷりで良かったけど、個人的MVPはRamy(Dr)のドラミング。今日の出演バンドのどのドラマーよりもパワフルで激しいプレイングで、遠くからでも分かるくらい汗ダラダラでめちゃくちゃ格好いい。なんといっても真っ赤なヒゲがおしゃれじゃないか。ライブ終了後はRamyだけぐったりしてて、すごい疲れてそうな印象。
『Masters Of Light』では、しっかりアコースティックギターを用意しており再現へのこだわりを感じる。一番の盛り上がりはやっぱり『Metal Is For Everyone』の大合唱。メッットォー!メッットォー!と皆で合唱するの最高に楽しかった。
アンコールは3曲で、『Land Of Light』ではジャンプを促されたのでジャンプしまくり。15時から立ちっぱなしだったのでここでのジャンプはキツかった...。最後何故か「メタルの優勝」と書かれたTシャツにお着替え。あんなダサいものどこで入手したんだろうか。
ライブ終了後、メンバーが前に出てきて握手の嵐。とりあえず握手するとき「Danke Schön」と伝えておいた。BGMに『Metal Is For Everyone』が流れてたので皆で合唱しながらの終幕。大団円って感じで良い締めでした。
Freedom Callを『Land Of The Crimson Dawn』で知った自分としては『Rockstars』を聴きたかったところ。ライブ開始前の待ち時間中に『High Up』が一瞬流れたけど、ライブで『High Up』はなし。あれはなんだったんだ?w



どのバンドも素晴らしいライブだった。こんな素晴らしいフェスを開催してくれたEvoken de Valhall Productionには感謝感謝です。来年もEvoken Festを開催して初来日バンドを呼ぶらしいので楽しみ。今度こそGloryhammerお願いしますねww。PathfinderやDragonlandあたりのクサいのも期待してます!

2017年9月2日土曜日

WACKEN Open Air 2017 3日目(8/5) 【感想】

今日も10時ごろに起床。外は晴れ!これは幸先がいい。3日目には観たいバンドがたくさんいるので雨はマジで困る。今年のWACKENは前夜祭含めて4日間あって一番雨が少なかったのが今日最終日なので運が良かった。




12:00~13:00
Rage
  1. Don't Fear The Winter
  2. Great Old Ones
  3. Spirit Of The Night
  4. Blackened Karma
  5. End Of All Days
  6. Straight To Hell
  7. Black In Mind
  8. Season Of The Black
  9. My Way
  10. Higher Than The Sky / Holy Diver
ドイツのHeavy/Power Metalバンド。セトリは確かこんな感じ。去年のLOUD PARK以来3回目。よく日本に来るので観なくてもいいかなと思ったけど、新譜『Seasons Of The Black』が出たばかりだったので昼食を食べながら観ることに。セトリはかなり好みで良かった。締めはいつものHoly Diverを中に混ぜ込んだ『Higher Than The Sky』。大合唱になるかと思ってたけどそうでもなかった。日本のラウパの時の方が遥かにすごかったです。ドイツの人はもう見飽きてるのかな?w
Rageは来年2018年の来日公演が決まったみたいだけど、前座にもしAlmanacが付いたら行くかな。オーケストラライブも観たいな。




13:45~14:30
Twilight Force
  1. Battle Of Arcane Might
  2. To The Stars
  3. Riders Of The Dawn
  4. Enchanted Dragon Of Wisdom
  5. Powerwind
  6. Flight Of The Sapphire Dragon
  7. Gates Of Glory
  8. The Power Of The Ancient Force
スウェーデンのSymphonic Power Metalバンド。Rageのライブ後トイレ行ってすぐにW.E.T. Stageに来たけど既に大量の人で埋め尽くされてる。元々Twilight Forceのライブ時間は30分だったのが、要望が多かったからか45分に拡大したし、ドイツでもTwilight Forceはかなり人気な様子。若手バンドでこれはすごいのでは。ライブ開幕からすごい歓声。あと皆携帯構えてる。しかし始まってみると、あっという間の45分で楽しいライブでした。Lynd(Gt)とAerendir(Gt)の動きがシンクロしまくりだったり、左右でBlackwald(Key)の派閥とChrileon(Vo)の派閥に分かれて声量対決とか楽しかった。Borne(Ba)が地味だったかな、衣装は決して地味ではないんだけど他と比べるとどうもねw 残念だった点が一つ、それはChrileon(Vo)が高い声が出せないからか高いところはトーンを落として歌ってたこと。こればっかりは少し違和感が・・・。そこはEvoken Festでも期待できないかな。
何はともあれ楽しかったので良し!9月のEvoken Festで間近で観るのが楽しみ!




14:30~15:45
Max & Iggor Cavalera Return To Roots

元SepulturaのIgorとMax Cavalera兄弟による『Roots』完全再現ツアー。Twilight Force終わりに観に行くと『Roots Bloody Roots』の演奏中で大盛り上がり。ブラジル独特の打楽器を使ってて楽しげ。ライブメンバーMax(Vo)以外全員ツルっぱげなのが面白かった。締めにもう一発『Roots Bloody Roots』を演奏して終了。今のSepulturaはアレなので、いいものCavalera兄弟を観れて良かった。




16:00~17:15
Heaven Shall Burn
  1. The Loss Of Fury
  2. Bring The War Home
  3. Voice Of The Voiceless
  4. Land Of The Upright Ones
  5. Forlorn Skies
  6. Corium
  7. Combat
  8. Passage Of The Crane
  9. Downshifter
  10. The Omen
  11. Hunters Will Be Hunted
  12. Counterweight
  13. Awoken
  14. Endzeit
  15. Godiva
  16. Black Tears (Edge Of Sanity Cover)
ドイツのMelodic Death Metal,Metalcoreバンド。初HSBです。セットが何をイメージしてるのか分からないけどなんだか豪勢。前方の方で観てたけど、すぐ後ろのデカいモッシュサークルはずっとあったな。HSBにモッシュしない曲はない説あるな。あとWall of Deathも頻繁に炸裂してた。泥沼の中よくできるなと思いました。締めの『Black Tears』では、スペシャルゲストでEdge Of SanityのDan Swanö(Vo)が登場。良い声だったけど、歌い終わったらすぐはけていったな。一部では『Valhalla』コール起こってたけど今年はなし。うーん残念。Marcus(Vo)はいつもの赤いシャツを着て動きまくり。曲に合わせて火柱も大量に上がっててすごい迫力。残念だったのはギタープレイが雑だったこと。
足を怪我してなくて地面が泥沼じゃなかったらモッシュがしたかった、そんなライブでした。ライブもセトリも素晴らしかっただけに地面の泥が憎い。またどこかの機会で観たい・・・ラウパしかないだろ!




17:30~18:45
Powerwolf
  1. Blessed & Possessed
  2. Army Of The Night
  3. Coleus Sanctus
  4. Amen & Attack
  5. Dead Boys Don't Cry
  6. Sacred & Wild
  7. Armata Strigoi
  8. Let There Be Night
  9. Resurrection By Erection
  10. Werewolves Of Armnia
  11. All We Need Is Blood
  12. Sanctified With Dynamite
  13. We Drink Your Blood
ドイツのPower Metalバンド。念願のPowerwolf!!! この日をどれだけ待ったことか!今回のWACKEN O.A. 2017の一番のお目当てバンドです。『Blood Of The Saints』でハマってから来日を強く所望してたバンド。HSB終わりだったので隣のステージは既に人だらけ。だけどPowerwolfはどうしても近くでみたいので容赦なくドイツ人共を掻き分けてなんとか前の方のド真ん中を陣取りました。地面はまぁ泥沼だけど天気は快晴なのでコンディションは良い方。教会のようなステージセットが出来上がってます。
ライブは1曲目からテンションMAX。皆合唱してたしサーファーも来まくり。モッシュも近くで起こってたけどモッシュはせず。やっぱ初めて観るバンドはじっくり観て目に焼き付けたいよね。日本に来たことがないアーティストならなおさら。
Attila(Vo)はふくよかな見た目からか本物の神父のようだけど、歌声はパワフルで威勢のいい声が素晴らしかった。体型が体型なので軽快な動きは見られず。Roel(Ds)はドラムで音頭を取って観客をよく煽ってた。そしてGreywolf兄弟によるツインギター。合わせ鏡のようにパフォーマンスが一緒だったのがカッコいいし面白く、ソロの再現度も高くて良かった。MVPはやはりFalk(Key)。Falkは自分のパートがない時はステージ上動き回っては観客煽ったり、祈りのポーズを取ったりしててとにかくおちゃめww。Falkがマイクを取ってMCとかして盛り上げる場面も数回あってかなり積極的なイメージでした。後で写真見て気が付いたけどキーボードが左右に2つ設置されてた、音が違うのかな。ドイツのバンドなのでMCも当然ドイツ語で何言ってるかはさっぱり。
セトリも最高で楽しすぎた1時間15分だった。いつの日か日本でも観れるのを楽しみにしてます。




19:30~20:15
Wolfheart

フィンランドのMelodic Death Metalバンド。2015年のLOUD & METAL ATTACK以来2回目。今年出した新譜『Tyhjyys』が良かったので楽しみにしてました。
ギターとベースの長髪組は髪をグルングルン回しててかっこよかった。途中で、前夜祭に出演したFrom The Voidのヴォーカルの人がゲスト出演。鹿の角が生えててビジュアルは面白い。はけてからもステージ横でジッとWolfheartを見守ってたのがすごいシュールだったw。新譜からは確か『Boneyard』『World On Fire』の2曲だけだったのが寂しい。
ライブ中に、モッシュしないか?と誘われたけど自分の中でWolfheartはモッシュせずにじっくり観るバンドなのでお断り。日の下でのライブで、Wolfheartの雰囲気には合ってなかったのも残念。W:E:TかHeadbanger Stageなら良かったのに。次は大きいステージで観たいかな。




20:30~21:45
Amon Amarth
  1. The Pursuit Of Vikings
  2. As Loke Falls
  3. First Kill
  4. The Way Of Vikings
  5. Cry Of The Black Birds
  6. Deceiver Of The Gods
  7. Father Of The Wolf
  8. Death In Fire
  9. War Of The Gods
  10. Raise Your Horns
  11. A Dream That Cannot Be
  12. Guardians Of Asgaard
  13. Twilight Of The Thunder God
スウェーデンのMelodic Death/Viking Metalバンド。初Amon Amarth!!! Wolfheart終了後、急いでFASTER Stageへ行くも大量の人ゴミ!諦めて後方からじっくり観ようかとも考えたけどせっかくWACKENまで来てるのにそれはもったいないだろうと自分を言い聞かせて前方エリアに突撃。まあまあ近い位置にまで行けた自分を褒めてやりたい。けれども行き着いたところはモッシュ地帯だったようでライブ開始から揉まれまくり。あとサーフの数が半端じゃない。ライブ中ずーーっとサーファーが流れてきててろくにライブも観れないマジで。
『The Way Of Vikings』は荘厳で勇ましく、『Death In Fire』は曲名通り火柱上がりまくりで迫力満点。『War Of The Gods』はただただかっこいい大好きな曲、『Raise Your Horns』では皆で乾杯したけどJohan(Vo)のホーンがめっちゃでかいくて鋭利で飲みづらそう。あんなデカいの欲しいな。『A Dream That Cannot Be』ではスペシャルゲストでDoro婆が登場。魔女のような独特の歌声良かったです。締めと言えば『Twilight Of The Thunder God』。一番の盛り上がりでサーフ・モッシュ起こりまくりでもうカオス。Johan(Vo)が『Twilight Of The Thunder God』のジャケに写ってるリヴァイアサンみたいなのと斧で戦ってたのがかわいかったw。最後の曲だったので力ふり絞って大いに歌いました。ビールの売り子がサーフで流れて来たり、ゴミ箱が邪魔だったのでゴミ箱を持ち上げてサーフしたりも楽しかったな。
今回のライブで改めてAmon Amarthというアーティストやヴァイキングに惚れ直しました。とにかくかっこよすぎた。興奮しっぱなし&もみくちゃでAmon Amarthのライブが一番疲れました。WACKENで唯一汗だくになったライブ。しんどかった...。




23:00~24:00
Omnium Gatherum
  1. Luoto
  2. The Pit
  3. Skyline
  4. Ego
  5. New Dynamic
  6. Frontiers
  7. The Unknowing
  8. Nail
  9. New World Shadows
  10. Storm Front
フィンランドのMelodic Death Metalバンド。去年のSummer Breeze以来3回目。一番好きなメロデスバンドOmnium Gatherumことオムギャザ。周りは暗くなってていい感じ。いつも通りJukka(Vo)が最後に登場し、オムギャザ特有の両手を内側に向けたメイロックサインをきめてくる。相変わらず体をくねくねしたり内股になったり独特の歌い方。これで歌が安定してるからすごい。Markus(Gt)のギターはやっぱりうまいし弾き方かっこいい。他の楽器隊もヘドバンしまくりで一体感が素晴らしかった。
セトリは大好きな曲のオンパレード。Summer Breezeで観たときよりも良かった。オムギャザのライブは飽きないな~。




24:15~25:30
Kreator
  1. Hordes Of Chaos
  2. Phobia
  3. Satan Is Real
  4. Gods Of Violence
  5. People Of The Lie
  6. Total Death
  7. Phantom Antichrist
  8. Fallen Brother
  9. Enemy Of God
  10. From Flood Into Fire
  11. World War Now
  12. Hail To The Hordes
  13. Civilization Collapse
  14. Violent Revolution
  15. Pleasure To Kill
ドイツのThrash Metalバンド。LOUD PARK 2014以来かな?オムギャザ終ってFASTER Stage向かう途中でトリのAvantasiaが終わったようで花火が上がってた。前方まで行く体力がないので真ん中あたりから観賞。ステージセットが豪華だったな。小さいモニターがいくつも付いてて、『Fallen Brother』ではレミーをはじめとするメタル関係の故人達の画像が映し出されてまさに追悼のよう。Kreatorのライブ中、小雨だけど雨が降ったりやんだりだし何より寒い。Enemy Of Godまで観て撤退。9月のライブを楽しみにしとこう。




26:15~27:00
Lords Of Black

スペインのHeavy Metalバンド。Kreator後にHeadbanger Stageに来るとSoilworkが今まさに最後の曲『Stabbing The Drama』を演奏しようというところ。相変わらず楽器隊はヘタ、そしてBjörn(Vo)は歌うますぎww。Soilworkはこのバランスがいいのか?
Soilwork後いっきに人が減って最前列余裕の確保。ここから隣ステージのFit For An Autopsyを観賞。1曲も知らないけどかなりの音圧で迫力あるパフォーマンスだった。
そしてWACKEN2017のラストアクトとなるLords Of Black。観客は少なめ、皆もうテント帰ったのか?Ronnie Romero(Vo)が若々しいせいか、両脇の楽器隊がすごい老けてみえる。この老け具合だけみるとベテランバンドみたいだった。ライブの盛り上がりはまあまあだったけどフェスの締めとしては弱い気がしました。でも聴きたかった『Lords Of Black』や『Nothing Left To Fear』『Merciless』の演奏が観れたので満足。




終ってしまったWACKEN Open Air 2017。途中足を怪我したり泥のすごさで不安だったけどなんとかなった。もし次WACKENに来ることがあれば長靴と医療系アイテムを必ず持ってこようと思います。というか泥対策マジでやってくれ!
真っ暗のなかテントに帰宅。WACKEN終ってみんな騒いでるかと思ったけど結構寝てた。