2017年8月26日土曜日

WACKEN Open Air 2017 2日目(8/4) 【感想】

10時ぐらいに起床。朝一発目はMemoriam観る予定だったけど、めんどくさくなってテント内でゴロゴロ。ダメだな俺。外は今日も曇りだったので全然暑くなくむしろ涼しい。WACKENは気温は快適でいいね、気温はね。1日寝ただけで靴擦れが治るはずもなく・・・。かかとに布をかまして応急処置をし、Lacuna Coilを見に初のHarder Stageへ向かいます。写真はメインステージへの入口。道は相変わらず泥だらけ。




12:00~13:00
Lacuna Coil
  1. Ultima Ratio
  2. Spellbound
  3. Die & Rise
  4. Heaven's A Lie
  5. Blood, Tears, Dust
  6. My Demons
  7. Ghost In The Mist
  8. Trip The Darkness
  9. Enjoy The Silence (Depeche Mode Cover)
  10. Our Truth
  11. Nothing Stands In Our Way
  12. Zombies
  13. The House Of Shame
イタリアのAlternative/Gothic Metalバンド。去年のLOUD PARK以来2回目。朝食兼昼食を食べながら観賞。やっぱりメインステージの一つだけあってデカいなHarder Stage。ライブはまあ普通。ラウパの時と同じで白のホラーチック衣装を身に纏ってる。




14:30~15:30
Grave Digger
  1. Healed By Metal
  2. Killing Time
  3. The Dark Of The Sun
  4. Knights Of The Cross
  5. Lionheart
  6. The Ballad Of Mary
  7. The Round Table
  8. Hallelujah
  9. Excalibur
  10. Morgane le Fay
  11. Rebelion
  12. Heavy Metal Breakdown
ドイツのHeavy/Power Metalバンド。初Grave Digger。地味に好きだったGrave Digger。コンスタントにアルバムを出してて、どれも快作だし王道でかっこいいヘヴィメタルを聴かせてくれる安定したベテランバンドです。ステージにはお墓のようなオブジェクトが建っててGrave感を出しにきてる。ライブ開幕、ガイコツ衣装を身に纏ったやつが登場。観客を煽ったりして結局最後までいたけど何者なんだ。もしかしてキーボードの人だったのかな。ドイツでの人気は分からないけど盛り上がりはそこそこ。自分の周りの人はやたら大人しかったなぁ。セトリも満足。『Highland Farewell』とか『Ballad of a Hangman』とか聴きたかったけど、それはまた別の機会にということで楽しみにしておこう。




また飯を食いながらSonata Arcticaを観賞。フィンフェス以来かな。本来ならMorbid AngelなんだけどキャンセルになったからSonata Arcticaが1時間枠に移動に。セトリはバランス良いしライブも良かった。炎の演出はあんまり似合ってない気がするけど。前作がバラード曲しかなかったし、次の新作はお願いしますよ。




17:00~18:15
Saltatio Mortis
  1. Früher war alles besser
  2. Idol
  3. Prometheus
  4. Wo sind die Clowns?
  5. Willkommen in der Weihnachtszeit
  6. Wachstum über alles
  7. Des Bänkers neue Kleider
  8. Skudrinka
  9. Totus Floreo
  10. Eulenspiegel
  11. Rattenfänger
  12. Worte
  13. Koma
  14. Satans Fall
  15. Spielmannsschwur
  16. Spiel mit dem Feuer
ドイツのMedieval Folk Metalバンド。2日目の本命Saltatio Mortis!!! 2013年の『Das schwarze Einmaleins』でハマってから、ずっとライブが観たいと思ってたのがついに叶った!場所はド真ん中3列目くらいを確保。1曲目が始まると共にメンバーが続々登場。最後にAlea(Vo)がダッシュで登場しドッと歓声が沸きました。すごい人気!そして1曲目から大合唱!ドイツ語だし自分はほぼ歌えないので置いてけぼり感がすごかったwwてかサビじゃない部分も大合唱てどんだけ人気なんだSaltatio Mortis!正直なめてたぞ!w 自分も負けじとなんとなく分かるところはそれっぽく歌ってたけど、たぶん間違ってた。周りからなんだコイツみたいには思われてたかもw
Saltatio Mortisの面白いところは、これぞフォークバンド!ってところ。衣装も皆それぞれ着飾っててオシャレだし、ハーディーガーディー、バグパイプ、ショーム、太鼓等多種多様の楽器を使ってるのは観てるだけで面白い。それぞれの楽器のソロパートのようなのが曲の中に設けられているので、ちゃんと一つ一つの楽器を楽しめるようにしてるのもすごい。さらに面白かったのは『Rattenfänger』で、Aleaが最前まで来て自らサーフ!体をピンと伸ばしてサーフしながら見事に歌ってました。あの筋肉質な体を触れたので満足。サーフで25mくらいしてUターン、戻ってきてズボンのチャックを見事に開けられてましたww 最後にSaltatio Mortisを知ったきっかけの曲『Letzte Worte』をやるかなと思ったけどありませんでした。残念...。
MCはすべてドイツ語だったので何言ってるかさっぱりだったけど、炎使いまくりのド派手で最高なライブでした。間違いなく今年のベストアクト入り。ライブ終了後、Aleaだけステージを降りてきて最前列でファンサービスを行ってました。そりゃドイツで大人気なわけだ。自分はAleaから直接ポストカードのようなものをもらいました。写真とか撮ってもらえばよかった・・・。ところでSaltatio Mortisの正しい読み方はなんなんだろうか。現地の人はザルタッチオ・モーティスと言ってたけど。




18:30~19:45
Trivium
  1. Rain
  2. Watch The World Burn
  3. Strife
  4. Down From The Sky
  5. Until The World Goes Cold
  6. The Sin And The Sentence
  7. Built To Fall
  8. A Gunshot To The Head Of Trepidation
  9. Kirisute Gomen
  10. Silence In The Snow
  11. Like Light To The Flies
  12. In Waves
アメリカのMetalcoreバンド。初Trivium。本当は前方で観たかったんだけど、隣のステージのSaltatio Mortis終ってから来たので前方エリアは既に人いっぱい。しょーがなく端の方から観る。個人的に『Silence In The Snow』はTriviumの作品の中で一番駄作だと思ってるので、「Triviumも結局オルタナ化しちゃうのか?」なんて思ってたけど、WACKEN前に新曲『The Sin And The Sentence』が公開されて、まだ大丈夫だと確信。その新曲がWACKENでも披露されたので満足。意外だったのが『Kirisute Gomen』。最近のセトリ見てもこの曲はなかったので、イントロ聴いてテンション上がりました。
それはそれでMattよ、わしが一番好きなアルバムの『The Crusade』から1曲も演奏せえへんとはどういうことや。『Anthem』とか『Tread The Flood』とか聴きたかったわ。単独公演来いっちゅーことか!次あったら行ったるわ! ...大盛り上がりのライブで良かったです。




次のライブまで時間が空くので飯休憩。次のライブの行われるWackinger Stageがある、Wackinger Villageというエリアに初めて入る。このエリアでいろいろイベントが行われてるみたいだけど最後まで何も見ず。このエリアで売ってる串に長く刺さった豚肉がめちゃくちゃうまかった。ボリューム満点で6€だったかな?コスパ的にも最高。他にもピザの生地に好きなだけ野菜をトッピングできるやつもあったので野菜不足になりがちなフェスには良かった。Wackinger Villageもやはりどこもかしこも泥だらけ。ここらへんの整備ちゃんとしてほしいなぁ...。




21:00~22:00
Ereb Altor

スウェーデンのBlack/Viking Metalバンド。Wackinger Stageはライブハウスと同じぐらいの広さ。裏ではEmperorがライブ中だけど今年のLOUD PARKで観る予定なので、新譜『Ulfven』が良かったし観たことのないEreb Altorを優先。ブラックメタルバンドなので夜観たら雰囲気あるだろうなーと思ってたけど、ドイツではこの時間でも日が昇っててまだ少し明るい。
ライブはとても良かった。黒と赤のペイントに悪魔のようなグロウルに、心地良いクリーンボイスで癒されました。ベースの人だけはっちゃけてたけど、お堅いブラックメタルのライブって感じでした。セットリストがネットに転がってないので、セットリストが知りたい。




22:15~23:00
Stahlmann

ドイツのIndustrial Metalバンド。全身銀色集団Stahlmannを観るためWackinger Stageの反対側にあるステージWasteland Stageへ。ステージが高くて小さいうえに暗いので結構観にくい。なにより人がかなりいる。Stahlmannってそんなにドイツで人気なのか。いざライブが始まりメンバー登場するも暗くて銀色にペイントしてるのか分からないけど、ヴォーカルはなんか帽子被ってるしどうやらペイントしてないっぽい。ステージ上にある噴射口から炎がピューピュー出まくっててちょっとうるさいw
セトリは文句なし、炎使いまくりの派手なライブで良かったんだけど、こんなに人気ならStahlmannはもっと見やすいステージでやってほしかった。




23:00~24:00
Skálmöld

アイスランドのFolk/Viking Metalバンド。日もすっかり落ちて真っ暗、そしてドイツの夜はやはり少し寒い。裏ではMegadethが演奏してるにもかかわらず結構な人が観に来てた。Skálmöldはドラムも含めて6人共コーラスとかを歌うから音やパフォーマンスに厚みとか一体感があってとても良かった。一番面白かったのはキーボードのGunnarという人。赤いトサカみたいな髪型で、ライブ中ずっとニコニコしててチャーミングでなにより楽しそう。大好きな曲の『Gleipnir』や『Narfi』が聴けたので大変満足。見応え抜群のとても楽しいライブでした。




Cypecoreとか他も観る予定にしてたけど疲れたのでテントに戻ることに。ちゃんと歩けないくらいに靴擦れも悪化してて痛いし...。シャワー浴びに来たら時間が早いので人は誰もおらず貸し切り状態。明日はWACKEN最終日、一番ハードな日なのでしっかり休もう。

2017年8月22日火曜日

WACKEN Open Air 2017 1日目(8/3) 【感想】

暑くなって8時くらいに勝手に目覚めるだろうなーと思ってたけど目覚めたら10時過ぎ。外は雨のようで日が出てなかった。とりあえず雨が止むまでテントでゴロゴロ。雨がある程度止んだら11時からのライブを観にBullhead Cityへ。今日の午後はラウパでいうExtreme Stageみたいなラインナップなので気合入れてかないと。




11:00~11:20
Speed Queen

ベルギーのSpeed Metalバンド。いかにも若手バンドですよって感じな開幕からすごい勢いとエネルギッシュなパフォーマンスでステージ上動きまくりでした。こういうメタルらしくて漢臭いバンド嫌いじゃない!盛り上がってはいたけど、曲の印象は・・・特にない!




11:25~11:45
The Kroach

ポーランドのProgressive/Heavy Metalバンド。全体的に暗くて硬い曲が多かったせいか盛り上がりはイマイチ。曲はかっこよさげだったんだけどなー。衣装も黒で統一されててカッコ良かった。ライブ終了後にバンドのポストカード?を配ってたバンドの関係者っぽい女の子が、どこぞの王国の姫みたいで本当にすごい可愛かった!それだけでも観た価値はあるな。





知らないバンド鑑賞はほどほどにして、Dawn Of Diseaseまで時間があるので、この時間を利用して公式マーチンを買いに。行ってみるとすごい行列・・・。結局買うのに2時間くらい並んでましたね。朝一に行くべきだった。そして並んでる途中で大雨が来てすぶ濡れに。こんな時に限ってレインコートを持ってきてなかった最悪。予想外だったのが、雨が降り出したのでマーチンショップも販売一時停止したこと。こっちはずぶ濡れになりながら待ってんのに販売中止とはどういうことやと!販売しやがらないので「T-shirt! T-shirt!」とコールが起こってました。雨は15分くらいで止んで販売再開。WACKENではレインコートは忘れないようにしようと心に決めました。




17:00~17:45
Dawn Of Disease

ドイツのMelodic Death Metalバンド。メロデスバンドだけど、グルーヴやブラック要素があって、メロデスらしいクサみがほとんどなく地味なので取っつきにくいなぁというのがこのバンドの最初の印象。しかし、ライブパフォーマンスはシンプルにかっこ良かったです。服装は全員黒で統一かつ、ヘドバンのシンクロ率も高く一体感が半端なかった。




17:55~18:40
Imperium Dekadenz

ドイツのBlack Metalバンド。哀愁あるメロディが素晴らしいブラックメタルバンドで、去年の新譜とかすげー良かった。ライブはまあまあ良かったんだけど、哀愁を感じさせるようなパフォーマンスではなくて、メンバー皆雄々しくてパワフルでパフォーマンスも豪快でブラックメタルのライブって感じがあまりしなかったな。




18:50~19:35
Aborted
  1. Divine Impediment
  2. Retrogore
  3. Cadaverous Banquet
  4. Bit By Bit
  5. Termination Redux
  6. The Extripation Agenda
  7. Necrotic Manifesto
  8. Coffin Upon Coffin
ベルギーのBrutal Death Metalバンド。セトリはたぶんこんなんだった気がする。初Aborted!今日一番楽しみだったバンドです。2015年にThe Crownと共に来日してたけど行けなかったので今回しっかりリベンジということで前方で鑑賞。観客でぎゅうぎゅうだったと思う。ライブ開始早々モッシュピットができあがっててすごい圧。というかモッシュが最初から最後まで起こりっぱなしだったのがすごい。自分はモッシュもたまにするけど基本ヘドバン派。周りなんて気にならないくらい興奮状態でヘドバンしまくりでした。特に『Bit By Bit』からの『Termination Redux』はヤバかったなぁ。恍惚感っていうのか?そんな感じでAbortedをポケーっと観たりしてる時もあったかな。パフォーマンスも勿論最高。特にSven(Vo)がヤバかった。広いステージをこれでもかってくらい動き回り、キレッキレの動きで観客を煽って歌う姿すげーカッコ良かったし、皆Svenに釘付けだったと思う。楽器隊は基本ヘドバンしまくりで、立ち替わり入れ替わりステージ内を移動。
W.E.T.とHeadbanger Stageでは炎を使った派手な演出がない代わり、白煙が下から噴き出す演出がありました。炎の方がやっぱかっこいいけど、それはそれで別次元のような雰囲気醸し出しててカッコ良かったです。
あっちゅうまの45分。もっとやってほしかった。Abortedのライブってこんなに素晴らしいのかと驚愕。終了後汗だくだったのでコーラ補給へ。




19:45~20:30
Witchery
  1. Lavey-athan
  2. Netherworld Emperor
  3. Nosferatu
  4. The Storm
  5. Retless And Dead
  6. Witchkrieg
  7. A Paler Shade Of Death
  8. The Reaper
スウェーデンのBlackened Thrash/Speed Metalバンド。開幕から疾走しまくりで最高の一言。去年の新譜は聴き込んでるんだけど、過去作を全く聴いてなかったのでそれだけが悔い残り。もっと予習しておけばよかった。いやーしかし『Nosferatu』かっこ良かった。




20:40~21:25
Brujeria

メキシコのDeath Metal,Grindcoreバンド。今年のラウパで来日が決定しているBrujeria。Batushka待機しているので隣のステージから鑑賞。メンバー全員口元にバンダナを巻いておりテロリストのような危険な外見。Napalm DeathのShane(Ba)の姿も。女性Voもいたけどあの人は何者なんだろうか。野蛮でエスニックなライブで会場はかなりの盛り上がり。曲はほとんど知らなかったけど観ていて面白かったです。最後にコール&レスポンスしてたけど時間過ぎても終わらないもんだからスタッフによって幕引かれて強制終了は笑ったww。ラウパまでにはしっかり予習しておこう。




21:35~22:20
Batushka
  1. Yekteniya I
  2. Yekteniya II
  3. Yekteniya III
  4. Yekteniya IV
  5. Yekteniya V
  6. Yekteniya VI
  7. Yekteniya VII
  8. Yekteniya VIII
ポーランドのBlack/Doom Metalバンド。去年のSummer Breeze以来2回目。未だに1stアルバムのみでライブを行っていることに驚き。Batushkaってドイツかなり人気だよね、カメラ構えてる人がすごい多かった。相変わらずВарфоломей(Vo)は黒い服のうえからでも分かるくらいふくよか。そして安定したグロウルがすごく良い、もちろんコーラス隊も。煙を撒いたり鐘を鳴らしたり謎の儀式も行われました。どういう意味があるのかはさっぱりだけど、セットや格好も相まってとても神秘的。全体的におしていたのか、Batushkaも曲の途中で強制終了ww。Варфоломейがスタッフの巻きの合図を見るや、額縁に入った『Litourgiya』を掲げて締めっぽい演出して終了。



22:30~23:15
Napalm Death
  1. Silence Is Deafening
  2. Smash A Single Digit
  3. How The Years Condemn
  4. When All Is Said And Done
  5. Continuing War On Stupidity
  6. Scum
  7. The Kill
  8. You Suffer
  9. Siege Of Power
  10. Dear Slum Landlord
  11. Nazi Punks Fuck Off
  12. Suffer The Children
イギリスのDeath Metal,Grindcoreバンド。日本にも頻繁に来日するNapalm Deathだけど、単独は一回も行ったことがないまま。なので今回が初Napalm Death。しかし、既にクタクタで前方でもみくちゃになりながら観る体力はないので横の方でコーラ飲みながら鑑賞。日本でのNapalm Deathの人気がどんなものか知らないけど、ドイツではすごい人気でした。『The Kill』の後に、何も曲紹介とかせず自然に『You Suffer』を披露する流れとかめっちゃかっこ良かった。Napalm Deathが今度日本に来ることがあったら絶対ライブ行こう!そう思えた良いライブでした。




23:25~24:10
Mayhem

ノルウェーのBlack Metalバンド。立ち見したかったけど疲れ&眠気には勝てず、柱にもたれかかってモニターで鑑賞することに。Batushkaと似たような儀式系ブラックメタルって感じだった。2曲目あたりでFreezing Moonが演奏終ったら、そのまま寝落・・・。




24:20~25:05
Nile
  1. Sacrifice Unto Sebek
  2. Defiling The Gates Of Ishtar
  3. Kafir!
  4. In The Name Of Amun
  5. Sarcophagus
  6. Unas Slayer Of The Gods
  7. Black Seeds Of Vengeance
アメリカのBrutal/Technical Death Metalバンド。初めて観るNileのライブ。今年、Nileのヴォーカルを20年務めたDallasが辞めてしまうという悲報のあったNile。歌パートは3人で分担して、オリジナルメンバーのKarl(Gt/Vo)やBrad(Ba/Vo)が両脇で支えるような感じでサポートしてた印象。演奏がちょくちょく雑だったのが気がかり。Dallasがいる時のNile見たかったなぁ。




1日目終了。泥に足を取られるせいで、歩き方が普段と違うものになり靴擦れが発生。短い靴下しか持ってきてないのを後悔。泥本当いやだなぁ。あれだけあった芝生がすべて消えて、道は全面泥だらけで避けようがない。泥対策ちゃんとしてくれマジで。

2017年8月21日月曜日

おすすめメタルアルバム 10選 【2017年7月編】

自分が良かったと思う今月発売されたアルバムを10枚に厳選して簡単に紹介。
7月はWACKENの予習とかで忙しくて、あまり聴けてないけどなかなか良いアルバムが揃った月だと思います。




1. CytotoxinGammageddon
ドイツのTechnical/Brutal Death Metalバンド、Cytotoxinの3rdフルアルバム。まさにTechnical&Brutal!! 1曲1曲聴きごたえ抜群。前作も良かったけど今作も素晴らしいので、デスメタル好きにはぜひおすすめしたい至高の1枚。




2. Decapitated / Anticult
ポーランドのDeath/Groove Metalバンド、Decapitatedの7thフルアルバム。グルーヴィーで気怠い曲が多かった前作だけど、今作ではスラッシュ要素が入り疾走感が生まれててとても好みになってる。今月一番のおすすめ。




3. Ereb Altor / Ulfven
スウェーデンのBlack/Viking Metalバンド、Ereb Altorの6thフルアルバム。どんよりとしてるけど哀愁漂うメロディに、クリーン&グロウルボイスの使い分けがさらに哀愁引き立てる。




4. A Light In The DarkA Long Journey Home
ロシアのPost-Black Metal,Shoegaze,Blackgazeバンド、A Light In The Darkの4thフルアルバム。MetalよりもShoegaze寄りなので、暗い曲を期待してる人には合わないかも。明るくも儚いメロディが惹きつけられる。トッピングにエレクトロ要素が少し。




5. ObscurityStreitmacht
ドイツのPagan/Viking Metalバンド、Obscurityの8thフルアルバム。ヴァイキングの勇壮でかっこいいリフとブラックメタルチックなメロディの融合。ヴォーカルの声もかっこいい。Viking Metal好きにおすすめ。




6. Orden Ogan / Gunmen
ドイツのPower Metalバンド、Orden Oganの6thフルアルバム。まさに万人受けしそうな、優しくもパワフルな曲のオンパレード。初心者におすすめしやすい。ジャケットはダサいけど曲はカッコいいのでご安心を。




7. Rage / Seasons Of The Black
ドイツのHeavy/Power Metalバンド、Rageの22ndフルアルバム。曲はやはりキャッチー&ベタで聴きやすい。普通に良い曲はあるんだけど、「Higher Than The Sky」のような名曲は見当たらず、物足りなさを感じえない。




8. Rings Of Saturn / Ultu Ulla
アメリカのTechnical Deathcoreバンド、Rings Of Saturnの4thフルアルバム。初期の頃ほどではないけどピロピロ感は健在、だけどエイリアン感があまりない。前作よりも全体的にメロディックで甘ったるくなった印象。相変わらずテクニカルではちゃめちゃなデスコア。




9. Whore Of BethlehemExtinguish The Light
アメリカのBrutal Death/Black Metalバンド、Whore Of Bethlehemの2ndフルアルバム。邪悪な印象を与えるヴォーカルのグロウルがとても自分好みで、まさにブルータルブラックメタル。勿論デスメタル好きにもハマること間違いなし。




10. Wintersun / The Forest Seasons
フィンランドのSymphonic/Melodic Death Metalバンド、Wintersunの3rdフルアルバム。春・夏・秋・冬の4曲のみの「四季」を題材としたコンセプトアルバム。4曲共12分超えの大曲。壮大かつシンフォニックな仕上がりで、各四季のイメージが曲に反映されてるのがなんとなく感じてもらえると思う。短いコンパクトな曲を期待してた人には残念なアルバム。

2017年8月15日火曜日

WACKEN Open Air 2017 前夜祭 (8/2) 【感想】

ついにWACKEN前夜祭当日。
14時ごろには到着しておきたいなーという曖昧な感じで向かう。事前に調べたWACKEN会場までの行き方は、ハンブルクからイツェーホー駅、イツェーホー駅からシャトルバスで会場にin、というもの。これが一番ベタなのかな?


12時ごろ、ハンブルク駅に到着。主要都市だけあってやっぱ駅は広い。時間があればハンブルクの観光とかしたかった。駅はWACKENに行くであろう大荷物を持ったいかにもな人達でいっぱい。ここで乗り換えてイツェーホー駅まで約1時間。もちろん列車の中も黒づくめのメタラーでいっぱいですが、この時間は席に座れないほどでもないみたい。


13時ごろ、イツェーホー駅に到着。駅を出て右に行くとシャトルバスのバス停があり、メタラー共が列を成してます。乗車券10€を買ってバスに乗車。席は早いもの勝ち。なんとか座れたけど車内すごい暑い。WACKEN会場までバスで約40分ほどでした。


14時前、WACKEN会場に到着!天候は曇りで涼しい。
人でいっぱい!というほどでもない。なぜならほとんどの人が前日にはinしてるから。まずWACKENチケットでキャンプエリアに入場。テントを張る場所を探します。今日から4日間過ごすとこを探すわけだからそりゃもう真剣に探しました。20分くらい探し回ったかな、結局メインステージ入口近くのCamping Area Aに決定。シャワーも近いし、人もまだそんなにおらず静かそうで良い感じ。オレンジのテントが自分の。
次は、ライブエリアに出入りするためのリストバンドとFull Metal Bagをもらいに。どこでもらうのかわからずウロウロ。受付の人に聞いたらめっちゃ遠い。同じキャンプエリア入口でやってくれればいいのに・・・。
で、無事GET。Full Metal Bagの中身は、簡易水筒、耳栓、絆創膏、消毒布、ポスター、パッチ、ステッカー、レインコート等。今年のWACKENはライブエリアにはFull Metal Bagでしか入場できないらしいので大事にします。
諸準備が終わったころにはもう15時過ぎ。14時20分からのFrom The Void見たかったけど、まぁ初参戦だししょうがない。16時からAnalepsyのライブがあるのでW.E.T. Stageへ向かいます。




4:00~4:20
Analepsy

ポルトガルのBrutal Death Metalバンド。Metal Battleという枠の一枠でのライブなので持ち時間は20分だけ。Metal Battleではいろんな国の若手バンドが出演して優勝者を決めるとか?らしいのでほとんどが知らないバンド。唯一知ってたのがこのAnalepsy。EPとフルレンスアルバム1枚ずつしか出してないけどクオリティ高いのでおすすめ。ライブはまあまあ良かった。特にMCも挟まず、派手なパフォーマンスもなく淡々と演奏していく。VoのDiogoはいろんなバンドを掛け持ちしてるみたいで、ギター弾きながらにもかかわらず安定したグロウルでとてもうまかった。しかし20分はやっぱ短い。




6:05~6:25
Vorbid

ノルウェーのThrash Metalバンド。もちろん知らないバンドだし、EP1枚しか出してない。曲は単純で聴きやすい&ノリやすい、90年代スラッシュのよう。若手らくし威勢のいいパフォーマンスで会場も結構盛り上がってました。まだ2組しか見てないけどVorbidが優勝でいいんじゃねって思うくらい良かった。




6:40~7:00
E-an-na

ルーマニアのFolk Metalバンド。フォークバンドらしく大所帯で、演奏中バグパイプやウクレレ、アコーディオン等々いろいろな楽器を使ってて面白し、コア要素もあってノリやすい。ただライブ中の女性Voの主張がやたら強くてちょっと自分には合わないかな。あとやたらジャンプさせたがってた。




7:10~7:55
Flotsam And Jetsam
  1. Hammerhead
  2. Me
  3. Life Is A Mess
  4. Hard On You
  5. I Live You Die
  6. Iron Maiden
  7. Desecrator
  8. Dreams Of Death
  9. No Place For Disgrace
アメリカのPower/Thrash Metalバンド。去年出た新譜しか聴いたことないけど、そこそこベテランバンドだしせっかくなので観てみる。盛り上がりはそこそこ。小さいけどモッシュピットもできてた。新譜からは2曲しか聴けなかったのは残念だけど、他の曲も良さげだったし、いつか過去作遡って聴いてみよう。




9:25~10:15
Annihilator
  1. Suicidal Society
  2. King Of The Kill
  3. No Way Out
  4. Set The World On Fire
  5. W.T.Y.D
  6. Twisted Lobotomy
  7. Alison Hell
  8. Phantasmagoria
Encore:
  9. Human Insecticide

カナダのThrash Metalバンド。Annihilatorこそ、この前夜祭のヘッドライナー!ヘッドライナーだけあって客入りもまんぱん。だけどもセットチェンジに時間かかっており10分ほどおしてライブスタート。ライブ開始直後Jeff(Vo/Gt)の声がぜんぜん聴こえなかったけどすぐ持ち直して安心。やはりというか一番盛り上がったのは「King Of The Kill」。コーラス部分しっかり叫びました、king of the...KILL!!。ギターソロの再現は微妙だったかな・・。「Alison Hell」もイントロでかなりの盛り上がり。モッシュもできてたし、サーフもちょくちょく来たかな。「Phantasmagoria」と「Human Insecticide」の盛り上がるスラッシーな2曲で締め。そういえばAnnihilatorの最近の曲こういうスラッシーな曲ないなぁ・・・。
10分ほどおしたせいで2曲ほど観れなかったと思うと残念だけど、良いライブでした。「Second to None」「Fiasco」「Smear Campaign」「Coward」とまだまだ聴きたい曲はたくさん。来年あたり新譜出すだろうし、日本で単独公演してくれ!




本日はAnnihilatorで終了。本当はCrowbarも観たかったけど、なんかめんどくさくなったwwまぁよくあるよね。シャワー浴びて早く寝て明日に備える。シャワー誰もいないだろうなと思ってたけど5人ほどいた。WACKENってシャワー無料なんだね知らなかった。お湯がでるとことそうでないとこがあったのでいろんなとこ試してお気に入りの場所探すといいかも。

2017年8月9日水曜日

SABATON The Last Tour @ ルートヴィヒスブルク宮殿, ドイツ (7/30) 【感想】

SABATONを観るためシュトゥットガルト近郊のルートヴィヒスブルクで開催されるKSK music openというのに行ってきました。


16時半開場だったけど14時にはルートヴィヒスブルクに到着して軽く観光。この時間にもかかわらずSabatonTシャツ着た人がたくさんいた。写真はドイツ最大のバロック式宮殿のルートヴィヒスブルク宮殿。内部は観光しなかったけどかなりでかい宮殿なのが分かる。開場まで近くの公園で時間潰し。子供とかで結構賑わってた。



開場したらいざ中へ。さすが宮殿の中庭だけあって豪勢な雰囲気。露店もいくつか出ておりまさにフェスっぽい。しかしこんな由緒正しいところでライブとかしていいとは。ステージは規模の割に小さめかな?なので前の方で観ることに。コーラ飲みながら開演時間の18時まで待機。




Leave's Eyes

  1. Halvdan The Black
  2. Swords In Rock
  3. Edge Of Steel
  4. Hell To The Heavens
  5. My Destiny
  6. Fires In The North
  7. Sacred Vow
  8. Melusine
  9. Blazing Waters
ドイツのSymphonic Metalバンド。もともとはKSK music openに出演予定ではなかったけどSabatonのThe Last Tourに帯同していた縁?で急遽出演になったLeave's Eyes。メンバーの半分以上がここルートヴィヒスブルク出身らしいのも関係してるのかな。ライブ開演と共にアルバムのジャケットに写ってる中世の騎士のような格好をした人達がぞろぞろ登場。登場したけども何をすることもなくただ突っ立てるだけでしたw。去年、長年ヴォーカルを務めたLiv Kristine(Vo)が脱退し、新しく加わったElina Siiralaという人。どんな人が全然知らなかったけどめっちゃ高音出てて歌唱力が高い感じでとても良かった。Livより若いしいいんじゃないでしょうか。




Equilibrium

  1. Prey
  2. Heimat
  3. Walschrein
  4. Blut Im Auge
  5. Karawane
  6. Born To Be Epic
  7. Helden
  8. Unbesiegt
  9. Heimwärts
  10. Eternal Destination
ドイツのFolk Metalバンド。セトリは分かんないけどこんな感じだった気がする。ドイツではEquilibrium超人気なイメージあったけど今回はそうでもなかった。セトリも不評が目立つ新譜からの曲が多めで、長年のファンも飽き飽きしてるんじゃないかなってくらいこのKSKでは盛り上がりを感じなかった。ライブのセットに木が2本置かれてたけど黒色で目立たないし存在感が全くないので必要ないかなw。Blut In Augeがやっぱり一番盛り上がってたかな、定番として。Karawaneではイントロ部分でWall of Deathを要求。Karawaneにそんなイメージぜんぜんないんだけど・・・。結局タイミングもバラバラでなんかぐちゃっとした感じになってましたね、やってる人も少ないし。Born To Be Epicのブレイクダウンパートではやはり皆で合唱。ドイツ人ってやっぱり音痴多い気がする、皆音程バラバラw。たぶん自分もつられて音程おかしくなってたと思う。MCは全部ドイツ語で何いってるか分かんなかったなぁ。とりあえず一刻も早く新譜を出してセトリを一新してほしい。




Stalzeit

Stalzeitとは、ドイツのIndustrial MetalバンドRammsteinのコピーバンドもしくわトリビュートバンド。正直ライブを観るまでは、「なんでわざわざドイツに来てコピーバンドなんか見なあかんねん!Rammstein本物を見せろ!」なんて思ってました。Stalzeitは休憩時間にしようと思ってたけどとりあえず数曲見てみることに。すると1曲目は「Ramm 4」で、なんと登場演出が本家とまんま同じw。さすがに楽器隊が上から降りてはこなかったけど、Voがタップ踏みながら登場、帽子を投げて帽子爆発。演出までコピーするとは知らなかった。そして一番驚いたのは声がそっくりだったこと。さすがに身長は低かったけど、声が異常なまでそっくりだったし、顔もメイクでちょっと似てた。EquilibriumよりもRammsteinのコピーバンドの方が人気なことに驚愕。歓声の大きさが明らかに違った。火炎放射器も使いまくりで、Rammsteinのファンも認めざるを得ないコピーっぷりって感じでした。ドイツで人気なのも納得です。




Sabaton
  1. Ghost Division
  2. The Art Of War
  3. Blood Of Bannockburn
  4. Attero Dominatus
  5. The Last Stand
  6. Panzerkampf
  7. Sparta
  8. Screaming Eagle
  9. Carolus Rex
  10. Swedish Pagans
  11. En Livstid I Krig
  12. The Lost Battalion
  13. Winged Hussars
Encore:
 14. Night Witches
 15. Primo Victoria
 16. Shiroyama
 17. To Hell And Back

スウェーデンのPower Metalバンド。去年のSummer Breeze以来3回目のライブ。
今回のお目当てSabaton!!! これを観るために早めにドイツに来たんだよなぁ。セットチェンジ中に分かってたけどちゃんと戦車ドラムセットを持ってきてくれてる!この戦車オブジェクトは存在感あってライブの世界観を引き立ててるのが素晴らしい。1曲目はおなじみのGhost Division。Joakim(Vo)のアームハンマーに、マイクの回転キャッチは見事。今回初めて観る新譜からの曲「Blood Of Bannockburn」「Sparta」「The Last Stand」「Winged Hussars」。「Sparta」でJoakimのスパルタ兵コスを見れなかったのが残念だけど、しっかり「ウッ!!ハッ!!」できたので満足。「En Livstid I Krig」は「A Lifetime Of War」のスウェーデン語バージョン。Joakimが、観客にSwedishのA Lifetime Of WarとThe Carolean's Prayerどっちがいいか聞いた結果圧倒的にA Lifetime Of Warの方が人気でした。「Shiroyama」は、Summer Breezeでは初披露だったからか観客にあまり馴染んでない感じだったけど、今回は結構歌ってる人がいていい感じに盛り上がってたのが嬉しい!あとJoakimが他のメンバーに倒されてのしかかったり蹴られたりとイジられる時間になってるw。ドイツでのSabatonのライブといえばNoch ein Bierコール。大きなコールがあったのは3回ほど。Joakimはまたかよお前らwwみたいな感じで半分あきれてる感じだったけど1杯はJoakim、2杯をバンド内では新人のTommy Johansson(Gt)が飲まされてました。そのTommyですが、Sabatonにももう馴染んでる感じで遠慮してる感じは一切なく、むしろガンガンギタープレイを見せつけられました。ギターソロの振り分けは半々くらいだったけど、同じギターのChrisよりうまいかったです。
最高の1時間35分でしたわ。今年のラウドパークも勿論見に行くのでそっちも楽しみ。また赤字覚悟で戦車持ってきてくれるのかな?w