2017年2月7日火曜日

おすすめメタルアルバム 10選 【2017年1月編】

今年の1月あたりに発売されたメタルアルバムで良かったものを10枚ご紹介。12月末に発売されたやつも何枚か入っちゃってるけど。デスコア系が3枚入ってて意外。




1. AcraniusReign Of Terror
(Germany, Brutal Death Metal/Deathcore)
個人的待望の3rdアルバム。1st,2ndアルバムとも高品質なブルデス&デスコアの凶悪ハイブリッドサウンドを聴かせてくれたAcranius。今作も強烈なジャケットと下水道グロウルが素晴らしい。1st,2ndよりもギターサウンドが鮮明になってるのもグッド。



2. Aversions CrownXenocide
(Australia, Technical Deathcore)
3rdアルバム。テクニカルな曲展開と、ヴォーカルのハイトーンなシャウトやグロウルの使い分けがマッチしていて全体的にクオリティが高い。おすすめデスコアバンドです。



3. Bugs Live In My BedBugs Live In My Bed
(Ukraine, Deathcore)
1stアルバム。ヴォーカルは男だけどメンバー5人のうち女性が2人、デスコアではかなり珍しいんじゃないかな。ファストテンポからのブレイクダウンでベタなのも押さえつつテクニカルなギターテクを入れてきたり、クリーンボイスやラップも混ざってたりとチャラい場面もあり若手バンドらしさが垣間見えます。なかなかポテンシャルは高いと思うので今後が楽しみ。



4. Dark Rites / Dark Rites
(UK/USA/Sweden, Melodic Death Metal)
1stアルバム。The DuskfallやNightrageのような正統派メロデスバンド。アルバム前半は退屈だったけど後半の盛り返しはなかなか良かったので今後に期待できるバンド。



5. Firewind / Immortals
(Greece, Heavy/Power Metal)
5年振りの8thアルバム。FirewindといえばGus Gとその仲間達っていう認識。Ozzyのギタリストになって出世してしまったからね。今作もGus Gのギターは聴き応え満点。ギターソロは勿論、随所随所で存在感をアピってきます。ヴォーカルのパワーメタルらしい歌いっぷりも気持ちいい。



6. Grave Digger / Healed By Metal
(Germany, Heavy/Power Metal)
ドイツの大御所バンドの18thアルバム。毎作良質なザ・ヘヴィメタルアルバムをコンスタントにリリースしてくださるGrave Digger。「おすすめのヘヴィメタルは何か」と聴かれれば自分はまずGrave Diggerを推す、それくらいお手本であり、はずれ作のないバンド。勿論今作も良い出来。はやくライブが観たいな。



7. Hour Of PenanceCast The First Stone
(Italy, Technical/Brutal Death Metal)
7thアルバム。テクニカル要素の方が強めなデスメタル。篭り気味なグロウルが以外と好き。目立った曲はないけど小粒揃いといった感じ。Sedition超えはしないけど前作よりは好きかな。



8. Kreator / Gods Of Violence
(Germany, Thrash Metal)
ベテランスラッシュメタルバンドの14thアルバム。今月一番期待していたアルバム。もう一つ期待してたMorsの新譜は残念だったからこっちでストレス発散しまくりです。個人的には前作より良い出来。全編通して邪悪で勇ましいメロディックスラッシュナンバーのオンパレード。
断トツで今月1番のおすすめ!個別でレビューも書いてます



9. White Raven / In The Forest
(Spain, Folk/Melodic Death Metal)
1stアルバム。民族系フォーク楽器とメロデスの融合、まさにEluveitieです。というかサウンドがEluveitieそっくり。Eluveitieに比べるとまだうまく調和されてなくて荒さが目立つけど、先が楽しみなバンド。チェックしておいて損はないかと。



10. АрктидА / Долг И Право
(Russia, Power Metal)
今月のロシア枠、一番好きなロシアのバンドАрктидА(Arktida)の4曲ほど収録してるEPアルバム。ちょうどいいクサみと癖になるメロディ・リフ・テンポが最高。フルアルバム期待してます。

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