2017年2月19日日曜日

Acranius / Reign Of Terror (2017) 【感想】


  1. Born A King
  2. Kingmaker
  3. Return To Violence
  4. Outlaw
  5. Built On Tradition
  6. The True Reign
  7. Warpath
  8. Battle Scars
  9. The Executioner
  10. Died A Liar

ドイツのBrutal Death Metal/Deathcoreバンド''ACRANIUS''の3rdアルバム「Reign Of Terror」。ジャケットはTheブルデスって感じで良いですね。ブルデスの何が大事かってまずジャケットですよね。如何にグロテスクで邪悪でおどろおどろしいか、そこに惹き付けられる。1stアルバム「When Mutation Becomes Homicidal」はドラムがポコポコしてて軽い印象を受けたけど、ほどよいブレイクダウンで1曲1曲が単純にかっこよくて良かった。2ndアルバム「Dishonor」は1stよりサウンドがヘヴィにはなったけど全体的にありきたりで退屈でした。が今作はどうなるか。(★マークはおすすめ曲)

#1. Born A King
イントロも兼ねた抑揚のないミドルテンポで行進する短い曲。

#2. Kingmaker ★
これも抑揚抑えめのミドルテンポな曲だけど、中盤~終盤に聴けるブレイクダウンがたまらない。PVにもなってた。


#3. Return To Violence ★
一見疾走ナンバーかと思いきや、暗い単調なリフでザクザクと突き進むような曲。

#4. Outlaw
ミドル~スローテンポで徐々にペースダウンしていくが、後半のベースからのブレイクダウンがたまらん。

#5. Built On Tradition ★
ファスト~ミドルテンポで今作で一番好きな曲。小刻みなブレイクダウンが聴いていて気持ちいい。

#6. The True Reign
ひたすらに邪悪で重々しいメロディをかましてくる単調な曲。

#7. Warpath
単調でグルーヴィーな曲。後半に#5と似たような小刻みなブレイクダウンが。

#8. Battle Scars ★
ツーバスリズムで疾走からのブレイクダウンを混ぜつつのグルーヴ&テクニカルな展開がいい。

#9. The Executioner
グルーヴィーなメロディと聞き飽きたミドルなテンポ。後半はブレイクダウン頼り。

#10. Died A Liar
テンポいいけども単調なバッキングとリフ。しかし後半のちょっとメロディックなサビが効いてる。

こもり気味だった1st、2ndと比べて今作は断然音が良い。細かい表現がよく伝わる。前作よりかは好きだけども、ブレイクダウン頼りなところが多いので出来としてはやっぱり1stの方が良いかな。全体的に単調なとこも目立つのでもっとテクニカルな曲展開を期待したい。

【オススメ度:★★★☆

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